身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ~底辺家庭の東大受験~ 

塾なし公立中高一貫校合格。2024年塾なし【東京大学】受験。低学歴・低所得家庭の挑戦

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父親として何ができるか⑥~夫婦の夢~

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この記事の親子
両親は低学歴・低所得。
そんな家庭に生まれた子どもは、通塾経験なしで公立中高一貫校に合格。
高校2年以降定期テスト理系1位継続、及び学年1位獲得。
高校3年1学期通知表評定学年1位。
英検対策なしで準1級取得。
2024年東大受験に塾なしで挑みます!
そんな息子を育ててきた父親の体験談です。
 

父親とは一体何なんだろう?

 

 

生物学的には、子どもの遺伝的な半分を提供する人物とのことだが、私が言っているのはそういうことではない。

 

子どもにとって父親とはどうあるべきで、どのような存在なのだろう?

 

社会的、感情的、教育的な側面から見る父親。

 

父親を知らない私は、自分が思う”理想の父親”をずっと探し求めてきた……

 

 

 

家族の時間

 

一般的に家族3人の生計を立てるのに、時給1,000円のアルバイトではかなり厳しい。

 

給料の良い仕事を求めて職を探すも、資格など何も持っていない自分に見合うものは、夜勤を含む交代制の工場や土木作業員(土方)で、比較的給与が高い長距離ドライバーもあったが、大型の免許を持っていない私には不可能だった。

 

子どもに掛かるお金や世の中でいう当たり前の生活をするために、父親としてお金を稼がなければならないが、務めていた会社は副業禁止のため、アルバイトを掛け持ちすることはできない。

 

複数の仕事をするのであれば、務めている会社を辞めて、募集している職と勤務時間を考え、ゼロから組み立てていかなければならなかった。

 

例えば、メインである昼間は工場勤務、夜の3~4時間はスーパーのアルバイト、早朝に新聞配達をすることも考えてはみたが、どうも腑に落ちない点があった。

 

 

それは、家族の時間が持てなくなること。

 

 

子どもと顔を合わせる時間がほとんどなくなるということは、自分の幼少期と同じ時間を過ごすということで、どうしてもそれが良い方法だとは思えなかった。

 

確かにお金を考えれば毎月8万円ほど収入は増えるが、その対価として家族との時間は消えてしまう。

 

お金があれば将来的に塾や習い事だって可能になり、それ以上に生活水準も向上する。

 

毎晩のようにしている生活費の話も、”足りなくなるかもしれない”という不安なものではなく、先々を考えた生産性のあるものになるだろう。

 

しかし、家族の時間を持つ大切さを誰よりも知っている私は、どうしてもその判断が正しいとは思えなかった。

 

現状の私を見れば、社会で生きていくための選択肢がほとんどないことが分かるだろう。

 

これは、生まれてから大人になるまでの過程に問題があったわけで、そこから読み取れるのは、”人は様々な外的要因の影響を受けて作られていく”ということだ。

 

早い話が、多くの時間を共に過ごす環境からの影響が強く、もっとも強い影響を及ぼすのは”家庭環境”だということ。

 

その大切さに気づいていた私は、仕事よりも家庭を選び、妻にこう言った。

 

 

「俺達は若い頃から将来のことも考えず好き勝手に生きてきたよな……その結果が現状を招いてしまったことは疑いようがない。この子が生まれてから、この変えようのない現実をどうすれば変えられるのかずっと考えているんだけど、この状況から多くを望むことはできないと思う。俺もお前も、お金のために仕事を選べば、間違いなくこの子は一人でいる時間が増え、子どもの頃の俺のようになってしまうだろう。かと言って家族を選べばこの先もお金のない生活を送らなければならず、俺達がいつか語ったマイホームも諦めなければならない。何を最優先にするべきかずっと悩み、一つの結論に至ったんだ。

 

それは、俺達の将来を捨てて、この子の将来を救うことだ。

 

俺達はもう30年以上生きてきた。しかし、この子はこれからだ。この子は俺達とは違う。この子にはこの子の人生があり、その未来に対する土台を築いていくことに全てを懸けよう。そして、それを誇りに死んでいこう。

 

この子さえ助かってくれればいい。

 

俺達はそれを笑って見送ればいい。

 

だから、この子にこれからの時代を生き抜く力をつけさせ、俺達はそのやりがいを夢にしよう。

 

いつか訪れるこの子との別れを最高の結果とするために、与えられる資産は何もないけど、その代わり俺はこの子のために自分の時間を全て使う。」

 

 

みんなが繋いできた命だ。

 

俺だけがまだ何もやっていない。

 

このまま傍観者でいたら、この子に対しての後悔が残ってしまう。

 

 

それだけはダメだ。

 

自分自身の後悔だけならまだしも、この子にまで後悔を味わわせてはいけない。

 

 

俺はこの子を絶対に裏切らないと約束をした。

 

 

俺はこの子にとって理想の父親になる。

 

 

俺の命はそこに懸けよう。

 

 

 

 

 

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