身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ~底辺家庭の東大受験~ 

塾なし公立中高一貫校合格。2024年塾なし【東京大学】受験。低学歴・低所得家庭の挑戦

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東大得点開示2024

 

この記事の親子
両親は低学歴・低所得。
そんな家庭に生まれた子どもが2024年東大受験に塾なしで挑みました。
結果は不合格となりましたが、そんな息子を育ててきた父親の体験談です。
 

 

 

東大得点開示

 

 

本日4月1日に東京大学学部入学試験(前期日程)の成績(得点)が開示されました。

 

得点開示の期間などについて、詳しくは以下の東大ホームページをご確認ください。

 

 

開示請求の方法

 

開示請求は東大のホームページで行います。

 

URL:https://sak-sak.net/app/pass/utippan

 

照会期間は4月1日(月)9:00頃~4月30日(火)17:00までとなっておりますので、確認される方はお忘れのないようにしてください。

 

なお、照会可能な成績は下記のとおりとなります。

 

【1】不合格者

         第2次学力試験科目別得点・総得点及び順位(段階別)

 

【2】合格者

         第2次学力試験科目別得点・総得点

 

 

息子の得点

 
それでは、息子の得点を見ていきます。
 

   

 
まず、青枠で囲った部分が不合格者のランクとなり、Aランクとなりました。
 
Aランクは1~300人までとなりますので、不合格者の上位300人以内という結果でした。
 
黄枠で囲った部分は共通テストの合計点と換算得点、そして2次試験の各科目得点と合計点となります。
 
共通テストは900点満点中の809点で、換算得点は98.8778点
 
2次試験は、国語40点、英語70点、数学50点、物理30点、化学27点の合計217点でした。
 
赤の四角枠で囲んだ部分は、共通テストの換算得点98.8778点と2次試験217点を足したもので合計315.8778点となり、その下の赤枠が合格者最低点326.2444点となります。
 
合格者最低点との差は10.3666点でした。
 
数学であと11点取れていればとか、理科科目で11点取れていればとか、去年であれば合格していたとか、そもそも理科Ⅱ類であれば、合格者最低点は314.1444点なのだから合格していたとか……そのようなことを思ったりもしますが、何を言っても結果論でしかなく、3月10日の合格発表後に息子に話したことが全てです。
 
 
※その時の記事はコチラ
 
 

伝えたい思い

 
 
この結果を見て思うことはたくさんありますが、その時々で必死に考えてやってきた結果ですので、全て受け止めています。
 
ブログも去年の5月から始めましたが、それも底辺家庭の親子が東大を目指すというリアルを嘘偽りなく伝えたかったからです。
 
私が子育てをどうすればいいか分からず悩んでいた18年前も、私と同じような境遇の話は一切なく、このようにリアルタイムで発信しているものもありませんでした。
 
私も息子もこの一年間は、全国、いや世界中の人達が目にするかもしれないブログというツールで、ありのままを曝け出すというプレッシャーとも闘ってきました。
 
不合格という結果もあり得た話で、試験が近づくにつれてブログ記事を更新せずに止めることもできました。
 
 
しかし、逃げることはしませんでした。
 
 
それは、18年前の私と同じように、子育てで苦しんでいる人達が必ずどこかにいて、このブログを見てくれているかもしれないという思いからです。
 
 
そのような同じ境遇の人達に勇気を与えたい。
 
 
親になったのだから、自分のこと以上に子どものことを真剣に考えて全てを注げば、子どもの未来は必ず明るくなる。
 
 
そのようにして、次の代に受け継がれていけば、最終的に自分の未来も明るくなっていく。
 
 
私は自分の生き方をとおして、同じような境遇に苦しむ人達を救いたい。
 
18年前のあの時、未来に悲観して死を選ばなくて本当に良かった。
 
息子の不合格を見て目の前が真っ暗になり、絶望に打ちひしがれても、これで終わりじゃない。
 
 
この思いがみんなに響いてほしい。
 
 
みんなに届いてほしいと切に願う。
 
 
私自身の問題でブログの更新がなかなかできませんが、息子は3月16日より来年の受験を見据えて前向きに勉強をしています。
 
 
 
私達親子の闘いはまだ終わりません……