身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ~底辺家庭の東大受験~ 

塾なし公立中高一貫校合格。2024年塾なし【東京大学】受験。低学歴・低所得家庭の挑戦

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東大二次試験直後~得点開示まで②

 
この記事の親子
両親は低学歴・低所得。
そんな家庭に生まれた子どもが2024年東大受験に塾なしで挑みました。
結果は不合格となりましたが、宅浪で2025年の東大合格を目指します。
そんな親子の体験談です。
 

合格発表後~得点開示まで

 

今回の記事は合格発表後から得点開示まで約3週間の間に何が行われていたのか?

 

それを明かしていきます。

 

 ※ここでの話は理科Ⅰ類を対象にしています。

 

 

合格発表前に感じていた懸念

 

前回の記事で、二次試験終了後に息子が感じた感触を書きました。

 

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これは手応えを点数化したもので、それでいくと、素点で【320.8778】下駄ありで【330.8778】というものでした。

 

この得点は予想のようなもので、どこまで正しいか分からない以上は黙って合格発表と得点開示を待つしかありません。

 

前回の記事にも書きましたが、私は息子自身による”手応え”と得点との乖離がどの程度あるのか?

 

これをずっと考えていました。

 

東大はリスニングなどの一部を除き、答えは全て記述です。

 

数学に関しては、式を立てて答えを書けばいいようなものではなく、論述ですから言葉も交えて論理的に書かなければいけません。

 

”手応え”と得点との乖離が大きければ大きいほど、問題が解ける解けないと同じく、論理的に書ける書けないが得点に多大な影響を与えます。

 

これを危惧して、当時学校の先生に添削をお願いし、先生方も快く引き受けてくれたのですが、東大の問題に対する記述をどこまで出来るようになったのかは分かりません。

 

勉強を見ることができない私が唯一懸念していたもの

 

それが”記述の答案”でした。

 

 

合格発表後

 

 

合格発表の時点では、得点が開示されていないので単純に合否しか分かりません。

 

息子は不合格でしたが、合格発表は3月10日で得点開示は4月1日ですから、私が懸念している”手応え”と得点との乖離を知るには、まだ3週間ほど待つ必要がありました。

 

不合格という結果はとても残酷でしたが、前を向くためにもしっかりと振り返る必要があります。

 

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当時、不合格のショックから立ち直るために、学校の友達と遊ぶことを提案しました。

 

こういう時は私達親や身内ではなく、気心の知れた友達が一番です。

 

下手な慰めも傷の舐め合いもなく、普段通り接してくれていつも通りに馬鹿やって、何事もなかった生活に戻してくれる。

 

6年間、切磋琢磨しながら頑張ってきた者同士、こういう時こそ友達に頼った方がいいと私は思っていました。

 

結果、少しづつ元気を取り戻し、5日後からは参考書を開いて勉強する姿に戻りました。

 

 

不合格は本当に辛いです。

 

あの時のことは一生忘れないでしょう。

 

しかし、その辛さも何年か後には笑い話になるように、必要なことだったんだと心から思えるようにすることが大事です。

 

 

徹底的な分析と武器

 

次に向かって歩いていくには、徹底的な分析と武器が必要だと思った私は、記述式答案をしっかりと書けるようになることが必要だと感じました。

 

添削だけでも……というか、他者の目で添削をしてほしい。

 

そう強く思った私は、Z会の通信講座を息子に提案しました。

 

宅浪ということや授業というスタイルを息子は必要としないことから、Z会の通信講座(添削)が一番合っているのではないかと感じたからです。

 

ちょうど3月から新年度のスタートだったので、東大講座(理系5科目)を年間契約で一括払いしました。

 

約30万円ほどの出費となりましたが、予備校に通う人は100万円以上掛かりますし、浪人は今年1回限りですので、後悔したくありませんでしたので……

 

今まで大学の入学金やらその他の費用で、コツコツ貯めてきた30万円の出費は痛いですが、断捨離などもやって少しでも貯金できるようにしていきます。

 

 

 

 

 

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