そんな家庭に生まれた子どもが2024年東大受験に塾なしで挑みました。
結果は不合格となりましたが、宅浪で2025年の東大合格を目指します。
そんな親子の体験談です。
二次試験直後の振り返り
今回の記事は二次試験直後の時間に何が行われていたのか?
それを明かしていきます。
※ここでの話は理科Ⅰ類を対象にしています。
各科目の手応え(感触)
東大の二次試験(2月25・26)終了後に自己採点を行おうかと考えましたが、息子の自己採点がどの程度正確なのかが分からないのと、採点基準が分からないことから、各科目の”手応え”を聞き、それを点数の参考にしました。
その感触でいくと、国語5割(40点)・数学5割弱(65点)・物理3割(18点)・化学4割(24点)・英語6割弱(75点)となり、これを点数で表すと合計222点となりました。
更にここから各科目ごとの難易度を聞いていくと、国語・数学は同、物理も同・化学・英語は難化という感触だったとのことでしたので、(難易度は昨年との比較)それらを加味しながら合格最低点を予想していきました。
と、その前に、共通テストでもありますが、必須科目以外の選択科目は時として得点調整なるものが行われます。
これは選択科目の難易度の差で得点に大きな影響が出ないようにするためで、例えば理科は、物理・化学・生物・地学と4つ科目のうちから2つを選択しますが、物理の難易度が他よりも高く、物理を選択した受験生の得点が低すぎる場合、物理の配点を見直し、それぞれの科目による得点のバラツキを抑えます。
これを”得点調整”と言い、通称”下駄”と呼ばれるのですが、東大に関しても2023年の物理が激難化したことにより他の3つの科目よりも得点が低くなったことから、物理の配点を見直したと推測されています。
東大は厳密にこのような”得点調整”があるとは言っていませんが、2023年に物理を選択した多くの受験生の感触よりも、実際の得点が高かったことから、この”下駄”があったことは間違いなさそうです。
そして、私はこの時、息子自身の感覚による各科目の難易度からも、物理か化学で”下駄”の可能性があると思い、どちらかでプラス10点ほどの加点が見込めるかもしれないと淡い期待を寄せていました。
息子の点数は、あくまで手応えによる採点ですが、素点で222点、下駄ありで232点、そこに共通テストの点数98.8778点が足されると、【320.8778】か【330.8778】の辺りになります。
前年との比較
2023年の合格者平均点が【345.1978】 合格者最低点が【314.9778】
今回の各科目の難易度から、2023年と同様か、得点が高くなったとしても10点程度に収まるであろうと推測。
このことから、今回の合格者平均点は【345~355】合格者最低点は【315~325】と、この辺りで落ち着くのではないかと予想しました。
となると、息子は合格していても最低点付近にいて、平均点には遠く及んでいません。
そして、その最低点も素点だと不合格となり、下駄が入れば合格となる。
下駄ありきの考えは不本意でも、合格すれば何でもいい。
この時はそう思っていました。
どちらにしろ当落線上には確実に乗っているが、全く余裕のある状況ではない。
どちらに転ぶか全く分からなかった……というのが本音です。
そして、ここでずっと思っていたのが、息子自身による”手応え”と得点との乖離がどの程度あるのか?
ここに全てが懸かり、逆を言えばここを紐解いていくことが今後にとって大切だと考えていました。
結局のところ採点者がどのような採点をするのかも分からなければ、私達が憶測で物を言っても何の意味もなく、根拠もないことを考えても仕方がないので考えるのをやめました。
合格発表しかり、得点開示を見ないことには何も確実なことは分からないですから……
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