※この記事には個人の見解が含まれております。
学校と家庭学習のみで公立中高一貫校に合格。
高校2年以降定期テスト理系1位継続、及び学年1位獲得。
高校3年1学期通知表評定学年1位。
英検対策なしで準1級取得。
2024年東大受験に塾なしで挑む!
そんな息子を育ててきた父親の体験談です。
東大入試オープン成績表から見る振り返り
東大入試という目標に向かうための各予備校が提供する冠模試は、受験生にとって重要な節目となります。
特に東大入試オープンの成績表は、受験生の現在地を知るうえで貴重な情報となります。
今回の記事では、その成績表を基にして、私達親子がどのように振り返り、今後の学習計画を立てていったのかをご紹介します。
2023年第2回成績表
東大入試オープンを受けた直後に自己採点と振り返りを行っております。
まだご覧になっていない方は先にこちらを見ていただけると話が伝わりやすいかと思います。
それではさっそく個人成績表を見ていきましょう。
自己採点と振り返り記事にもあるように、各教科おおよそ息子の感触通りの結果となりました。
英語:自己採点60~70 得点72
数学:自己採点35~40 得点31
国語:自己採点35~40 得点36
物理:自己採点25~30 得点25
化学:自己採点35~40 得点34
自己採点と結果から見る洞察
まず始めにここから読み取れるのは、自己採点と実際の得点が非常に近い結果だったということです。
自己評価の精度が高いということは、試験内容に対する理解度が高いことを示しているので、自分の解答が正しいか間違いかの判断はしっかり出来ているということになります。
言い方を変えれば、理解して取れている問題の点数がこの得点ということになりますので、二次試験で闘えるだけの下地は備わりつつありますね。
こうした分析を通じて、本番の試験で競い合うための基礎力が既に築かれていることが確認できます。
では、具体的な科目ごとの分析と、そこから得られた洞察について深掘りしていきましょう。
各科目の洞察
各科目を振り返ることでやるべきことが見えてきました。
そのような戦略的な取り組みが功を奏し、得点が自己採点の予測を上回りました。
しかし、当然のことながら言語力のさらなる強化が必要であり、特に要約や翻訳の技術向上が求められます。
リスニングについては20/30だったので、満点に近づくための日常的な英会話への触れあいを強化していきます。
本番では最低でも半分の40点が目標ですので、更なる底上げのために古典文学の理解を深め、内容把握の精度を高めていきます。
特に古典の訳す問題や内容理解の問題などの対策として、日々の読解練習を積み重ねます。
どんな問題でも解けるような突き抜けた力があれば別ですが、息子にそこまでの力はありません。
となれば、当然戦略が重要になりますので、150分の試験時間を最大限に活用し、得点可能性の高い問題から解くことで、効率的な点数獲得を目指します。
どちらかというと理科においては、化学が強みとして現れており、物理は力学の理解を深めることで平均点を上回る得点を目指します。
ベースとなる基礎力はあるので、過去問を通して難易度に慣れ、思考を構築していければと思います。