そんな家庭に生まれた子どもは、通塾経験なしで公立中高一貫校に合格。
高校2年以降定期テスト理系1位継続、及び学年1位獲得。
高校3年1学期通知表評定学年1位。
英検対策なしで準1級取得。
そんな息子は2024年東大受験に塾なしで挑みましたが、結果は不合格となりました。
宅浪で2025年の東大合格を目指します。
そんな親子の体験談です。
※かなり長い記事となっていますので、ブックマークを推奨します。
成功体験で非認知能力を高めよう
成功体験と非認知能力の関係性
認知能力と非認知能力のバランス
習い事をさせる意味って?
やり切る力【GRIT】の重要性
成功体験の実例
生きていくのに必要な力
皆さんは【生きていくのに必要な力】をご存じでしょうか?
「お金!」
という人もいらっしゃいますかね。
いや、いや、お金は力ではなく【道具】ですよ。
と、ツッコミたくなりますが……それはさておき、生きていくには様々な力が必要になりますよね。
その中でも、今回は成功体験と非認知能力の話になるのですが、生きていく力として必要不可欠なものですので覚えておいて損はないと思います。
認知能力と非認知能力
非認知能力の前に【認知能力】という言葉も知っておく必要がありますので、ご存じの方も多いかと思いますが、今一度再確認の意味で説明させていただきます。
勉強や学力の話になると、たびたび
【認知能力】と【非認知能力】
という二つの言葉を耳にすると思います。
【認知能力】はテストや偏差値、IQといった数値化できる能力のことで
【非認知能力】は主体性、忍耐力、計画性、協調性、コミュニケーション等の数値化ができない(目には見えない)能力のことです。
この非認知能力というものは、幼児期から育成していくのが最も効果的と言われていまして、1~3歳までに土台ができあがると言われています。
【三つ子の魂百まで】(幼時の性質は一生変わらないものだということわざ)
があるように、幼児期のしつけや教育は一生の宝になりますので、早いうちからしっかりと子どもと向き合っていきましょう。
「もう、幼児期なんてとっくに過ぎちゃったよ……」
「ウチの子どもは小学生だけど、もう身につけられないってこと?」
このように思う方もいらっしゃると思いますが、ご安心ください。
この”非認知能力”、実際には年齢を問わず身につけることができます。
ただ、年齢を重ねるごとに性格や人格は出来上がってしまうので、そうなってしまうと身につける意識よりも【変える】という意識が必要になりますから、そこに掛かる労力は相当なものになってしまうかと思います。
私は、この土台というものはみんなが持っている【素直さ】だと思っていまして、生まれて間もないうちから悪人はいないように、誰もが素直さを持っています。
そこに毎日の家庭習慣や子どもに対する親の対応が加わって、少しずつ人格が作られていくのですが、素直なうちから正しい教育を行っていくのが重要になります。
よく、小さな子どもが夢中になって積み木で遊んでいたり、絵のようなものを書いたりしている時に、話しかけたりしてその行動を止めてしまうことがありませんか?
でも、それって実は勿体ないというか、子どもの達成感を得るためには放っておいた方がいいんですよね。
大人から見ると、これら子どもが行う行動は一見無意味なものと思えるかもしれませんが、子どもからすれば頭の中で様々なことを考えながら行動していますので、集中している時は邪魔をせずに、遊び終わってから
「何を作ったの? 上手にできたね」などの声掛けを行う方がいいです。
私には父親がおらず、母親は夜も働き、二人の兄とは年が離れていたので遊ぶことなく、毎日一人で過ごしていたという過去があります。
ですから、子どもにとって家族という存在がどれだけ大切なのか、身を以って知っています。
幼少期からの経験で感じたことは、人の育成は頭ではなく【心】を育てるのが一番大切だということです。
大切なのは子どもに寄り添う気持ちであって、そこには無償の愛があるわけです。
何も特別なことをしなくてもいい
【子どもにたくさんの愛情を注ぎ、行動を観察して正しい対応をする】
これをするだけでいいのです。
外遊びでもそうですし、家の中でも同じです。
これらの行動が結果として非認知能力を高めていくのです。
私は非認知能力なんて言葉を知りませんでしたし、それを身につけさせるやり方も知りませんでしたが、やり切る力や努力できる心、主体性を持つ大切さなどは体験を通してしか身につけられないと思い、息子に様々な体験をさせてきました。
そして、それらは小学生の頃の体験が非常に大きかったと思っています。
このことからも、非認知能力は体験の中で培われていく能力で、親の声掛けや接し方による影響が大きく、どれだけ親子で一緒に行動をしているかが重要なのです。
学習指導要領の3つの力
学校教育でも認知能力と非認知能力を重視しており、それは通知表を見れば分かります。
通知表の観点にある
【知能及び技能】【思考力、判断力、表現力等】
が認知能力
【学びに向かう力、人間性等】
が非認知能力
と、学校でもこれらが身につくように教育を行い、またこれらをどの程度備えているのかを判断しているのです。
このように学習指導要領でも、これからの時代を【生き抜く力】が大事だということで、非認知能力を高める授業を取り入れています。
認知能力も当然大事なのですが、このような自らが興味や関心を持って学んでいく主体性や、複数人で協力して問題解決を図る協調性、その中で時には中心となって行動するリーダーシップ、対話を通して意思疎通が図れるコミュニケーション能力などは、正に生きていくために必要な能力と言えるでしょう。
習い事の目的
非認知能力は体験を通して得られる力だと説明しましたが、それなら習い事をさせればいいと思う人がいるかもしれません。
もちろん、どのような習い事にしても非認知能力は備わっていきますし、有効ではあると思いますが、皆さんが子どもに習い事をさせる動機というものは一体何ですか?
何かをするには必ず考えがあるはずですよね。
習い事って、多くの家庭が保育園や幼稚園、小学校低学年くらいまでにさせるイメージがあるのですが、そもそも
【どうして子どもに習い事をさせたいのでしょうか?】
私の経験から、親が子どもに習い事をさせる理由で多いのは以下のとおりです。
1.周りの子ども達が習い事を始めたから
2.何かやれば周りにアドバンテージが取れそうだから
3.体力づくりや運動能力もつきそうだから
4.勉強だけではなく、子どもの得意なものを増やしたいから
「いや、いや、ウチは子どもがやりたいと言ったからやらせているんだよ」
このような家庭も多くいらっしゃると思います。
でも、子どもって一時の感情で言うときありますよね?
○○ちゃんがやってるからとか、見ていて楽しそうだからとか……
子どもって考えていることがコロコロ変わりますよね。
何かをやらせてみたら、練習がキツくて嫌になってしまったり、思っていたより楽しく感じなかったりと、実際に体験してみないと分からないものです。
小さな子どもほど自分で判断はできないので、そこは親が決断するわけですが、私は上記3と4に関しては親子で十分できるでしょ?と思いやってきました。
(専門性が高いものは別としてですよ)
私の根底にある考えは、何をやるにしても
子どもにとって【意味のある行動】をしたいんです。
多くの人が習い事をすることで得られる力が何なのか、気にしていないのではないでしょうか?
習い事をさせたら、結果として○○ができるようになった。
水泳を始めたら泳げるようになった。とか、ピアノを始めたらピアノを弾けるようになった。とか……
もちろん結果を求めるのも大事ですが、それよりも大事なのが
【結果に至るまでの過程で得られる力】です。
どのような練習をして泳げるようになったのか?
毎日のルーティンやレベルアップするために必要なものは何なのか?
そこに至るまでの行動に意味があり、その時々に指導者がどのような声掛けを行ってきたのか?
そして、自分自身がどのような目標を決めて行動してきたのか?
様々な困難を乗り越えてこそ結果が出るのであって、その過程で一体何を学んだのか?
これが大切なわけです。
ただ、泳げるようになるだけならプールに行けばいいですよね?
せっかく泳げるようになったのだから、大会などに出場して力試しをすることで自分の立ち位置も分かりますし、活躍できれば自信もついて自己肯定感を感じられるようにもなるでしょう。
このように行動に意味と目的を持つことが大切で、それらは他人に頼るよりも親子でやる方が効果的なんです。
GRIT(グリット)
ここで一つご紹介したいのが【GRIT】と呼ばれるものです。
これは一体何なのかというと、ペンシルベニア大学の心理学者アンジェラ・リー・ダックワースという教授が提唱した力のことで、この方は「生まれ持った才能やIQは関係ない」それらよりも欠かせない要素として【GRIT】という4つの要素が大切だと言っています。
「生まれ持った才能も知能も関係ない」
そう聞くと何だか夢や希望のある話じゃないですか?
遺伝や生まれつきなんて気にしなくていいんです。
このGRITという力は一体何なのかというと
目標に対して【やり切る力】のことです。
私は自分の経験から息子に必要な力を身につけさせようと考えてやってきましたが、それらの行動は結果として【GRIT】の要素を求めていたのと同じだったんです。
当時はこの言葉も知りませんでしたが、2~3年前に【GRIT】という言葉を知った時に「あれ?この人は俺と同じことを言ってるな」なんて、私は教授の足元にも遠く及びませんが、根本的な考えや求めた力はこの方と全く同じものでした。
✔ Guts(度胸)困難なことに立ち向かう
✔ Resilience(復元力):失敗しても諦めずに続ける
✔ Initiative(自発性):自分で目標を見据える
✔ Tenacity(執念):最後までやり遂げる
これら4つの頭文字を取ってGRITと呼ばれているのですが、社会的に成功者している人達が共通して持っている力だとも言われています。
【目的】
先の見えない時代で生き抜く力をつける
【目的達成のために備えるべき能力】
国際化が急速に進む中で、多彩な言語能力(英語は必須)
何か一つに特化するよりも幅広く対応できる知識と技術
デジタルスキルやテクノロジーに関する知識や技術
新しいアイデアや解決策を見出す創造性や変化に対応していく柔軟性
時代の変化に対応するため、常に自己成長のための学びができる
他国の人達と共同で目標を達成するチームワークやコミュニケーション能力
世の中にある全ての職業を選べるほどの高い学力
【結論】
先の見えない時代で生き抜く力をつけるには、高い学力と様々な非認知能力を身につけなければならない。
中でも【GRIT】が必要不可欠で、それは【成功体験】を積み重ねることによって身につけられる。
このように、私は息子を育てるにあたって目的を定め、達成するための手段を洗い出していきました。
そこで目をつけたのが【成功体験】を積み重ねることで、将来的に学力を高いレベルまで伸ばしていく。という考えです。
成功体験を積み重ねよう
では、実際に非認知能力はどうやって身につけていけばいいのか?
その具体的な方法をお伝えしていくわけですが、思考力を鍛える方法と同じで、何事も習慣化していかなければなりません。
世の中というものは本当によくできていて、ちょっとやったら成果が出るような裏技や魔法は存在しないのです。
正しいことをやるか、やらないかしかなく、結果として成果が伴えば、やってきたことは正しかったということになります。
私は息子を育てるのに、意図してやってきたことがありますが、それらは全て最終目的である【生き抜く力】を身につけることに通じています。
目的を達成するためには、その過程にあるものは全て手段であり、学校を含めて途中にあるものは通過点でしかありません。
最終目的を達成するために成功体験を積み重ねていくのです。
私が先ほどから言っている【成功体験】という言葉を皆さんはご存じでしょうか?
「そんなの知ってるよ!」という人もいれば
「うーん。知らないな……」
という人もいらっしゃると思います。
成功というくらいだから、何かの行動に最高の結果が伴わなくてはいけないと思いますよね。
でも、先ほどの習い事で書いたように、成功体験というものは
「目標や目的を達成させるための行動」
そのものに意味があるので、結果が全てではありません。
この成功体験の積み重ねで
【非認知能力】
を高めていけば、結果として学力アップにも繋がっていくのです。
「非認知能力?」
「生きていくために必要不可欠な力だって?」
「学力アップになるの?」
そのような方のために、成功体験と非認知能力の大切さを私が実践してきたやり方を踏まえてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。
家族みんなで行動しよう
私の家庭では基本的に家族3人で行動します。
どこに行くのも常に3人です。
これの意味が分かりますか?
それが家族だからです。
例えば小学1年生の子どもがいたとして
「ちょっと買い物に行ってくるから留守番お願いね」
と言ったとします。
これって正しい判断だと思いますか?
家にいるから安全なんて保障はないですよね。誰かが入って来てというのは考えづらいですが、無いとは言えませんし、子どもって突発的に何をするか分かりませんよね。
火の元をいじって火事になるかもしれませんし、家から飛び出して車に轢かれてしまうかもしれません。
最悪の場合は、そのまま行方が分からなくなってしまうことだって起こり得ます。
これって、先の見えない時代を生きていくのと同じで、予測できるものは予測しておき、用心しておきましょうということですよね。
そして、このケースで一番予測しておくべきは「買い物に連れていってもらえない」ということによる子どもの心に及ぼす影響なんです。
大好きな親と一緒に行動ができない。
一番信頼している親から仲間外れにされた。
このような感情が積み重なれば、子どもの人格形成に大きな支障を及ぼすでしょう。
そうならないためにも、ある程度の年齢になって友達と遊ぶとかは別ですが、家族というものは常に一緒なんだという安心感を与えることで、子どもは何の心配もなく過ごせるわけです。
家族全員が相手を思いやることによって絆は深まっていき、それが大きな信頼に結びついていくのです。
子育てには、この家族の信頼感というものが絶対に必要です。
これがないと私のやり方と同じことをやっても上手くいかないので、まずは家族の関係性を良くすることから始めてください。
子どもと一緒に子どもになろう
「子どもと一緒に子どもになる?何を訳の分からないことを言っているんだ?」
と思うかもしれませんが、実はこれが非常に大事なんです。
私は息子が3歳の頃から外で一緒に遊び、お店に行っては買い物を教えました。
子どもと一緒に遊ぶのは誰でもやると思いますが、思考を張り巡らせるような遊びってやっていますでしょうか?
私の家庭は金銭的な問題で家族旅行やドライブにも行けず、休日になると近くの河原や公園へ遊びに行くことが多かったので、そこでは考える時間を必ず作っていました。
例えば河原へ遊びに行くと、大きな石の上に小さな石を交互に積み重ねていき、より高く積み上げた方が勝つという遊びをやりました。
途中で崩れてしまったり、落ちてしまった方が負け!というゲームですね。
1人最低2個重ねてからが本番ということにしていたので、1個目から極端に小さな石を置くようなズルいマネはせず、戦略を考える必要性を与えていました。
相手の石の形や大きさを見て、自分はどのような形でどのくらいの大きさの石を置けば勝てるのか?
それらを頭の中で想像し、足元に転がる戦略に見合う石を必死になって探す。
単純でも頭を使うことで、楽しみながら遊ぶ。
このようなことは市販されているような商品とは違い、何の効果もないと思う人がいるかもしれませんが「効果がない」と思ってしまったら、何もできなくなります。
目に見えるものは分かりやすいですが、目に見えないものにも価値はあります。
むしろ、その目に見えないものに気づき、自分のモノにしていくのが重要です。
私は、いかに他人が目もくれないようなものに気づけるかを考えてきましたし、その中で利用できるものは全て利用してきました。
だからこそ大切にしていたのは、子どもの目線に立ち、子ども以上に子どもになることだったのです。
GRITの身につけ方
成功体験というものは、最高の結果を求めるものではなく、その過程で身についていくものだと言いました。
簡単に言えば、
・初めて字が書けるようになった。
・初めて箸が使えた。
・初めて一人で着替えることができた。
このような小さな行動の一つひとつが成功体験になっていくので、その成果に対して褒めてあげるのです。
そうすることで「自分はやればできるんだ!」という自己肯定感を感じることができます。
しかし、年齢によっては、簡単にできるものばかりをやらせて褒めていても意味がありませんよね。
ですから、ここでポイントになるものは
成功体験は体験から得られるものですので、当然ですが座学で身につくものではありません。
勉強にも先取り学習があるように、個人差はあっても年齢より少し難易度の高いことに挑戦することでGRITの要素が身についていきます。
(例)縄跳びで学年平均を超えよう
1年生なら両足飛びが20回、後ろ飛びが10回のように年齢による平均回数がありますが、それを少し超える程度の目標を設定します。
両足飛びで30回、後ろ飛びで20回のような感じですね。
ここで大切なのは、数字化できるもので記録をつけていくことです。
成果として理解するためには数字で示さなければならず、証拠として記録しなければ成長そのものが分かりません。
目標を達成したら、更に難易度の高い技に挑戦するといった感じです。
どんなことに挑戦するかは自由ですし、お金を掛けないやり方なら、鉄棒や陸上などの運動は非常にいいです。
✔ Guts(度胸)困難なことに立ち向かう
✔ Resilience(復元力):失敗しても諦めずに続ける
✔ Initiative(自発性):自分で目標を見据える
✔ Tenacity(執念):最後までやり遂げる
私が実感しているように、皆さんも必ず成果が出ますので、どうか子どもと一緒に挑戦してみてください。
GRITの完成形
私は、GRITや非認知能力という言葉を子育てのスタートから知っていたわけではありません。
しかし、子育ての終了とした大学受験ではGRITの要素が必ず必要になると自分で認識していました。
それはなぜか?
答えは簡単です。
自分の人生を使って後悔から多くを学んだからです。
本当は後悔なんてしない方がいいのですが、私の人生は後悔だらけです。
息子にだけは私と同じ後悔をさせたくないから、そのことに気づけたんです。
ですから、息子の大学受験の前にやり抜く力をどうしても身につけさせたかった私は、あるものに着目し実行していくことにしました。
それは【走り方を覚える】こと。
小学2年の運動会で息子が変な走り方をしていることに気づいた私は、これを利用することにしました。
「そういえば、歩き方も走り方も教えていないし、誰からも教わっていないよな……」
私が子どもの頃も歩き方や走り方を誰かに教えてもらったことがありません。
「人はつかまり立ちに始まり、よちよち歩きをし、気づけば勝手に歩いている」
歩くという行動は、いつの間にかできるようになり、しばらくすれば自然と走るようにもなっていきます。
この時に正しい歩き方まで教えている人はいないと思うんです。
幼い頃は公園などで好きなだけ遊ばせるのがいいと思っていましたが、この運動会の走り方を見て、正しい方法を教えてあげなければかわいそうだ……と思いました。
そこで、いろいろと調べながら走る練習を息子と一緒にやることに決めたのですが、良い時代になったもので、今は一流アスリートの人が書いている本が読めたり、Youtubeで動画まで見れたりと、誰かに教わることなく個人で練習ができるんですよね。
こんなに便利なものを利用しない手はないので、本を読んだり動画を見ては息子と一緒に練習をしていきました。
この走る練習を始めた時に目標を決めたわけですが、
それは【小学5~6年生の運動会で活躍する】ことでした。
もちろんリレーの選手に選ばれ、短距離走で1位になることです。
そして小学2年の10月から始めた練習は、小学6年の10月までの4年間毎日続け、目標を達成しました。
この4年間で数えきれないほどの悔しさを経験しました。
思うような結果が出ずに、何回も負けては練習を繰り返し、諦めることなく挑戦をし続けてきました。
私達親子は周りからどんな目で見られようと、この挑戦で得られる力が将来的に良い影響を及ぼすことになると信じてやり続けたのです。
幼少期~小学校
体験からの学びと成功体験の積み重ね
勉強は宿題とプラスαの家庭学習(英語と算数は毎日)
思考力の鍛え方で書いた意味のある行動
基本的に中学の勉強を先取りしても、中学で再度やるのだからやらなくていい。
それよりも小学校でしか学べない経験をする方が大事で、小学校はとにかく体験を通して先を見据えた力をつけることに専念する。
将来的に求めている力の一つは【高い学力】であり、勉強すれば誰でも得られる程度のものではないので、折れない心を作らなくてはならない。
そのためには、座学だけでは身につかない力【GRIT】が中学以降の勉強で必ず必要になるので、座学よりも成功体験の積み重ねを重点的に行う。
目先の力だけを求めるのではなく、長期的な構想の中でその時々に何をするのがベストなのかを考え、一つひとつの体験を大切にしていく。
息子の将来像に必要なことだけを考えて行動する。
そこに親の都合や見栄があってはならない。
私はこのように考え、義務教育の間は年齢に合わせた勉強で十分とし、基礎を徹底させていきました。
その代わり、様々な体験を通して非認知能力を高めていきます。
生きていく力を身につけるには、認知能力と非認知能力のどちらか一方だけができればいいのではなく、両方のバランスが重要です。
学習指導要領は、年代によって身につけるべき力をしっかりと備えられるように作られており、それらは知力のことだけを言っているのではありません。
将来を見据えて、社会で生きていくために備えるべき大切な力はたくさんあるから、時間を掛けてそれらを身につけましょうね。と言っているのです。
後悔のないように
極論を言えば、学力は中学、高校でもある程度は上げられますが、非認知能力は人格が出来上がってしまったら容易に変えることができません。
人は楽することを覚えてしまったら、苦労や苦痛に感じることから逃げようとします。
逃げるのが一番楽ですし、避けられるものなら誰だって避けたいものです。
しかし、この社会は楽に生きられるようにはなっていません。
ですから、辛くて苦しい時でも、それを乗り越えていけるだけの力を身につけて、対応していくしかないのです。
私は2021年に改訂された学習指導要領のテーマである三つの力を、息子が小学校に上がった2012年から実践していました。
ですから、ハッキリ言えば対応が遅いと感じていますが、逆を言えば文部科学省の判断は間違ってはいません。
学習指導要領を改訂する9年以上も前から実践してきた人間がここにいますので、間違いなく非認知能力がこれからの時代でより必要になります。
今は昔のように偏差値だけを求めてどうにかなるような時代ではありません。
もちろん一つの指標にはなるので偏差値は必要ですが、今後はそれが活かされなければ必要とされない時代になります。
そうならないためにも、ありとあらゆる可能性を考えてたくさんの能力を身につけておきましょう。
【後悔先に立たず】です。
私はこの【後悔】というものを嫌というほど味わいましたので、皆さんは私を反面教師にして後悔のないように生きてください。
出典:文部科学省ホームページ
平成29・30・31年改訂学習指導要領
周知・広報ツールより
www.mext.go.jp
近年の猛暑によって子ども達の暑さ対策どうにかしてあげたいとお悩みですよね。
学校が遠ければ遠いほど、暑い中、通学路を歩いている姿はとてもかわいそうです。
学校へ着くまでに汗だらけになって、ランドセルが背中に張り付く不快な思いは誰でも経験あると思います。
そんな時に”ランドセルパット”が便利です。
汗をかいても背中のムレを軽減し、べたつきを防いでくれますので、使用している子ども達はみんな快適にランドセルを背負っています。
お子様の大変さを少しでも軽くしてあげるために、ランドセルパットがとってもオススメです。
女性の辛い更年期症状の改善には、大塚製薬の"エクエル"がオススメです!
【改善が期待される効果】
・ホルモンバランスの乱れによる体調の不調
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・骨密度の低下抑制
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・メタボリックシンドローム
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