お金を掛けずに学力の礎を築く
皆さんこんにちは!コバフミです。
底辺家庭の東大受験ということで息子は現在受験勉強の真っ最中ですが、このブログでは私達がいかにしてここまでやってきたのか?
私の家庭のようにお金を掛けずに(掛けられない)家庭向けとして、家庭環境や勉強への考え方、個の能力の伸ばし方など、そのノウハウを伝えています。
いかにしてお金を掛けずに子育てができるか?
子どもの教育ができるか?
子どもの可能性を広げてあげることができるか?
自分の力で生き抜いていくことができるか?
私の家庭は、これらの考えを軸に様々な行動をしていますが、その中の一つに
【親子の会話】
というものがあります。
言語環境の整備
これは毎日の日課として息子が保育園の頃から行っているのですが、
子どもの学力は家庭の会話で差がつく
という考えのもと実行しています。
結局はどれだけ良い教材を使おうと、どれだけ良い学校に行こうと、どれだけ良い先生や講師に教わろうと、学力は積み重ねだということに変わりはありません。
幼い頃から積み重ねてきた親子の会話というものは、学校や塾で勉強している時間の比にならないほど膨大です。
この、家庭で生きた言葉を積み重ねるという行為が、子どもの学力を伸ばす上で欠かせない要素なのは間違いありません。
休日などで家にいる時は別として、仕事をしていると家族サービスってなかなかできないですよね。
そのような状況で家族全員が一緒になり、安らげる時間というのは【夕食】の時しかないので、私は夕食の時間を家族で会話する時間と決め、今日の出来事や考えていることを話し合うものと決めました。
私の記事には「夕食時の会話」という言葉がたびたび出てきます。
そして、実際にどのような話をしているのか聞かせてほしいという声がありましたので、可能な限り記事として書いていこうと思いました。
たわいもない話も多いですが、ある意味この会話こそが今の私や息子を作ってきたといっても過言ではありません。
全くもって何の参考にもならない会話もあると思いますが、「こんな親子でも東大って目指せるんだ!」と皆さんに思ってもらえるような記事が書けたら……と思います。
学校外活動費
私も妻も低学歴で息子に勉強を教えることができませんし、だからといって塾に通わせるほどの経済力もありません。
下の表は文部科学省が調査した1年間に掛かる学習費の総額ですが、赤枠で括った部分は学校外活動費、いわゆる塾や習い事に掛けているお金です。
これを見れば分かりますが、公立の小学校6年間で約150万円、私立であれば約400万円
公立中学校3年間で約110万円、私立中学も約110万円
公立高校3年間で約60万円、私立で約90万円
オール公立で約320万円、オール私立で約600万円となり、幼稚園を含めればもっと多額の資金が必要になりますし、私立の中高一貫校受験ともなれば更に掛かります。
しかし、全ての家庭でこれだけのお金が必要になるかと言えば、それぞれの経済状況や家庭の教育方針でもちろん異なりますので、自分の家庭事情に合わせたお金の使い方が重要になりますよね。
私の家庭では小学校の6年間ECCジュニアに通っていましたので、その費用約100万円と市販の教材費や印刷代などの約20万円=小中高の12年間合わせて120万円ほどで済ませることができました。
自分が経験してきましたから、経済的に苦しい家庭のことはよく分かりますし、お金や他人に頼ることができない家庭の気持ちは痛いほどよく分かります。
私の家庭がそのような人達の希望になるよう今後も発信していこうと思っていますので、自分が置かれている現状に悲観することなく、やれることを一生懸命やっていきましょう。
他人との比較ではなく目的を持つこと
誰が何と言おうと世の中は競走です。
どのような分野でも競争で成り立っています。
しかし、それは相対的に決まるものであって、常に周りの子ども達と自分の子どもを比べる必要なんてありません。
少なくとも私は周りと同じことも、周りに流されるようなこともしてきませんでしたので、むしろ周りからは変わっていると思われていたのではないでしょうか。
でも、他人から見られる【見た目】なんてどうでもいいんです。
それどころか、家族が同じ意識と信念を持って進んでいれば、結果として競争に勝てることも分かりました。
その競争に勝つという意味は、自分の興味があるもの、好きなことを仕事とし、本当の自由を手に入れ、自分らしく生きていくことです。
他人との比較で勝つということではありません。
どの親にしても最終的な子育ての目的は、
自分の子どもが幸せになってほしい。
ということですよね。
いき過ぎた教育はその目的を曇らせ、いつの間にか家族を不幸にしてしまいます。
そうならないように、どうやったら子どもが幸せになるんだろう?
ということを真剣に考えていけば自ずとやるべきことは見えてきます。
その理論に欠かせない一つの要素である
【本日の親子】を記事にしていきたいと思います。
これは夕食時の会話がメインとなりますので、記事は夜に書くこととなります。
そのため、投稿は翌日の朝になり、タイトルは前日表記になりますので、その点をご了承ください。
出典:文部科学省 学校基本調査報告書