身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ~底辺家庭の東大受験~ 

塾なし公立中高一貫校合格。2024年塾なし【東京大学】受験。低学歴・低所得家庭の挑戦

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フランスの留学生

海外の人間は、英語力=コミュニケーション能力という意識が高い

 

 

父さん。友達の家にフランスから留学生が来てるみたいなんだけど、5日に遊んできてもいいかな?

 

フランスの留学生? そんな機会なんてめったにないだろうから、遊んできなよ。
英語でコミュニケーションを取って、海外の人と触れ合えるなんて素晴らしいことだよ。仲良くなって人脈を広げていくのは、今後の自分にとっても大事なことだからさ。

 

 

ウチは知ってのとおり、海外留学の経験なんてものはない。

実際に海外の人と英語のみで、一日中一緒に過ごす経験もない。

 

得るものはとても大きいはずだ。


こんなチャンスを逃してはもったいない。

 

 

 

 

 

こうして、同じ学校の同級生3人とフランスからの留学生で遊ぶことになった。

 

田舎なので、遊べる場所があまりないが、アミューズメント施設に行った。

 

 

Hello. I am from France.(こんにちは。私はフランスから来ました。)
I am very happy to have come to Japan.(日本に来られてとても嬉しいです)

 

Hello. Welcome to Japan.(こんにちは。ようこそ日本へ)
How many hours did it take from France to Japan?(フランスから日本は何時間かかりましたか?)

 

"Maybe around 13 hours."(13時間くらいかな)

 

"That's a long journey. Did you enjoy Japanese food?"(それは長旅だったね。日本の食べ物は気に入ったかい?)

 

"Oh, I liked it very much. Sashimi was delicious."(ああ、とても気に入ったよ 刺身がおいしいね)
"By the way, which country would you like to visit?"(ところで、君たちはどこの国に行ってみたい?)

 

"For me, it's Italy. I love both art and music."(僕はイタリアだね 芸術も音楽も大好きだからだよ)

 

"Oh, Italy, huh? France is also unbeatable when it comes to art."(おお、イタリアか。芸術ならフランスだって負けてないぞ)

 

"Hahaha, that's true. But I have loved Italy since I was a child."(ハハハ。そうだね。でも、僕は小さな頃からイタリアが大好きなんだよ)

 

"Anyway, you guys can speak English, huh?"(それにしても君達は英会話ができるんだね)

 

"What do you mean by 'you can speak English'?"(英会話ができるってどういうことだい?)

 

"Many Japanese people struggle with speaking English as they often focus only on grammar. But you guys are good at it."(日本人は英語の文法ばかりで会話のできない人が多いんだよ。その点 君達はいいよ)

 

"Thank you. We also talk in English during school breaks."(ありがとう 僕達は学校の休み時間も英語で話をしているからね)

 

"I see. You guys can live abroad, so come to France."(なるほどね 君達は海外でも生活できるからフランスにおいでよ)

 

"Hahaha. I want to go to Italy as I said before. But if I end up working in France in the future,I'll let you know."(ハハハ さっきも言ったようにイタリアに行きたいんだよ 将来的にフランスで仕事することになったらよろしくね)

 

 

こんな会話のやり取りがあったらしい。

 

海外に住む人からすると、日本の英語教育は、文法や単語の暗記に重点が置かれていたり、英語の環境に触れる機会が少ないので、実際のコミュニケーション能力が低いと言われます。

 

 

この留学生も真っ先にそれを感じたようで、それぞれの学校や個人差もあるとは思いますが、総じて使える英語力の低さを指摘していました。

 

これからもグローバル化はどんどん進んでいきます。

 

子ども達は、未来の自分のために英語力を高めましょう。

(私は一切できないので、こうならないようにしましょうという教訓の話でもある)