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塾なし公立中高一貫校合格。2024年塾なし【東京大学】受験。低学歴・低所得家庭の挑戦

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塾なし公立中高一貫校合格の真実③~適性検査対策と試験直前の過ごし方~

 
この記事の親子
両親は低学歴・低所得。
そんな家庭に生まれた子どもは、通塾経験なしで公立中高一貫校に合格。
高校2年以降定期テスト理系1位継続、及び学年1位獲得。
高校3年1学期通知表評定学年1位。
英検対策なしで準1級取得。
そんな息子は2024年東大受験に塾なしで挑みましたが、結果は不合格となりました。
宅浪で2025年の東大合格を目指します。
そんな親子の体験談です。
この記事にはプロモーションが含まれています。
 

 

 

適性検査の具体的な対策と試験直前の過ごし方

 

公立中高一貫校の適性検査は、学力だけでなく、総合的な思考力や表現力が求められる試験です。

 

この記事では、具体的な対策方法や、試験直前にどのように過ごすべきかについて掘り下げていきます。

 

過去に渡り、塾なし公立中高一貫校合格の真実①や②で日々の学びについて書いてきました。

www.kobafumiblog.com

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基本はこの2つの記事がベースとなっており、今回の記事はそのベースがあっての話です。

 

ですので、これからご紹介する対策だけを”点で見ても”思うような効果は出ませんので、その点をご了承ください。

 

適性検査の具体的な対策

 

適性検査は、国語や算数、理科、社会などの教科が複合的に出題されるため、教科横断的な学びが重要です。

 

以下の対策方法を取り入れて、効率的に準備を進めましょう。

 

文章読解力と論理的思考力の強化

 

文章読解力は、適性検査において非常に重要な要素です。

 

問題文を正確に理解し、問いに対して適切に答える力がなければ、いくら知識が豊富でも正しい答えにたどり着くことは難しいです。

 

また、論理的思考力は、文章の内容を分析し、自分の考えを構築するために不可欠ですので、これらの力を具体的に強化する方法を説明します。

 

毎日の読書で論理的思考力を養う

 

長めの文章や新聞記事を読む習慣をつけ、内容を要約したり、自分の意見をまとめたりする練習を続けましょう。

 

特に、複雑なテーマや論説文など、考えさせられる内容に触れることで、論理的思考力が磨かれます。

 

多様なジャンルに触れよう
子どもが読むべき文章は、物語だけでなく、論説文やエッセイ、時事問題に関する記事など、多様なジャンルを含むべきです。これにより、さまざまな視点から物事を考える力が育まれます。特に、論説文は筆者の意見を読み取り、自分の意見と比較する良い練習になります。

 

内容の要約と意見の整理をしよう
読んだ内容を単に理解するだけでなく、要約することで、重要な情報を抽出し、整理する力が養われます。また、要約に続けて「自分はこの内容についてどう思うか?」を考え、意見をまとめることで、論理的に思考する力が身につきます。このプロセスは、適性検査の作文や面接でも役立ちます。

 

ディスカッションの機会を増やそう
読んだ内容について家族や友人と話し合うことで、他者の視点を取り入れながら自分の考えを深めることができます。このようなディスカッションは、論理的思考力をさらに強化するために非常に効果的です。

 

具体的な方法例

 

読書の要約をしよう
毎日読んだ文章について、要約と感想を短く書き出す練習をします。これにより、要約力と論理的思考力を同時に鍛えられます。

 

家族でディスカッションをしよう
家族で同じ本や記事を読み、定期的に感想を共有します。同じように要約や感想文を書くことで、ディスカッションの機会を増やし、深い学びの共有と促進をします。

 

問題文を丁寧に読む練習で正確な理解力を高める

適性検査では、問題文を正確に理解することが、解答の正確さに直結します。

 

問題文の読み方を練習することで、出題者の意図を的確に読み取り、問いに対して適切に答える力を養うことができます。

 

 

出題者の意図を読み解こう
問題文には、出題者が何を問いたいのか、その意図が込められています。例えば、「どうしてこの出来事が重要なのか?」という問いがあった場合、その背景にある理由や因果関係を探る力が求められます。これを理解するためには、単に表面的な文章を読むのではなく、文脈を捉え、質問の意図を考えながら読む練習が必要です。

 

キーワードや重要なフレーズを強調しよう
問題文を読む際に、キーワードや重要なフレーズを意識して強調する習慣をつけることで、文章全体の構造や論理展開を把握しやすくなります。これにより、必要な情報を素早く抽出し、解答に結びつけることができます。

 

問いと答えの一致を確認する練習をしよう
問いに対して正確に答えるためには、問いの内容と答えがどのように関連しているかを理解することが重要です。問いに対する答えが、文章全体のどの部分に根拠を持っているのか明確にする練習を行うと、解答の精度が向上します。

 

具体的な方法例

 

問題文を視覚的に整理しよう
問題文を読みながら、重要な箇所に下線を引いたり、メモを書き込んだりの練習をしましょう。これにより、文章の構造が視覚的に整理され、理解が深まります。

 

問いの再確認をしよう
解答を書く前に、必ず問いを再確認し、どのような答えが求められているかを考え直す習慣をつけましょう。これにより、出題者の意図に即した答えを導き出す力が養われます。

 

演習とフィードバックを通じた力の強化

読書習慣や問題文の読解練習を効果的に行うためには、定期的な演習とフィードバックが欠かせません。

 

これらを組み合わせることで、子どもの読解力と論理的思考力がさらに強化されます。

 

過去問演習をしよう
適性検査の過去問や類似問題を定期的に解くことで、問題文を丁寧に読み取る力が養われます。演習後には、答え合わせをしながら、どこで誤解が生じたのか、どの部分の理解が不足していたのかを振り返りましょう。

 

親や先生に協力してもらおう
解答や要約文について、親や学校の先生からフィードバックが受けられれば、自分の理解や思考の偏りに気付き、改善することができます。特に、どの部分が明確で、どこが曖昧かを指摘してもらえると、具体的な改善が可能になります。

 

文章を修正する習慣をつけよう
フィードバックをしてもらったら、それを基に書いた要約文や解答を修正することで、論理的な文章を書く力が向上します。修正を繰り返すことで、考えを整理し、より明確な表現を身につけることができます。

 

このように、文章読解力と論理的思考力を強化するためには、毎日の読書習慣と問題文を丁寧に読む練習が重要です。

 

これらの取り組みを通じて、子どもは適性検査だけでなく、将来的に役立つ力を自然に身につけることができます。

 

 

数学的思考力の向上

 

適性検査では、単に計算ができるだけではなく、数学的な思考力が求められます。

 

これは、問題の本質を理解し、論理的に解答を導き出す力を意味します。

 

以下に、数学的思考力を強化するための具体的な方法例を説明します。

 

多様な問題に触れることで思考の幅を広げる

 

数学的思考力を向上させるためには、さまざまな形式の問題に触れることが重要です。

 

特に、図形問題や文章題は、単純な計算力以上に深い理解と論理的な思考が求められます。

 

図形問題で空間認識力を養おう
 図形問題は、2次元や3次元の図形を視覚的に把握し、それをもとに計算や証明を行うことを求めます。例えば、複雑な立体図形の表面積や体積を求める問題では、空間認識力が試されます。これを鍛えるためには、実際に図を描いたり、厚紙などを加工し展開図などを作ったりして、視覚的に理解することが効果的です。

 

文章題で論理的なストーリーを理解しよう
文章題は、問題文の中に含まれる情報を整理し、必要なデータを抽出する能力が求められます。特に、問題の中に隠されたヒントや条件を見落とさずに理解する力が重要です。これには、文章を読みながら図や表を作成し、視覚的に整理することが有効になります。問題用紙にポイントとなる図や表を書き込んで、自分なりに整理しながら理解していくことが大切です。

 

問題の難易度を段階的に上げていこう
難易度の異なる問題に挑戦することで、自分の理解度を確認し、徐々に思考力を鍛えていくことが可能です。簡単な問題で基礎を固めた後に、徐々に難易度を上げることで、思考の幅を広げ、複雑な問題にも対応できるようになります。

 

具体的な方法例

 

問題の分類と解法をまとめてみよう
図形問題、文章題、計算問題などをカテゴリに分け、それぞれに適した解法をまとめておくと、複雑な問題に直面したとき、どのようにアプローチすればよいかが明確になっていきます。

 

日常の問題解決を活かそう
日常生活の中で、例えば買い物の合計金額を計算したり、部屋のレイアウトを考えたりする際に、数学的な考え方を取り入れてみましょう。これにより、問題解決能力が日常的に強化されていきます。

 

途中式を書くことで思考の流れを整理する

 

途中式を丁寧に書く習慣をつけることは、数学的思考力を向上させるために非常に重要です。

 

途中式を書くことで、考え方の過程を視覚化し、論理的に問題を解く力が養われます。

 

 

論理の過程を視覚化しよう
途中式を書くことで、解答に至るまでの思考過程が明確になります。これにより、自分がどのように考えて解を導き出したのかが把握しやすくなり、論理的な矛盾や誤りに気づくことができます。例えば、計算の順序や適用する法則に間違いがないかを確認することで、ミスを減らすことができます。

 

部分点を狙おう
適性検査では、最終解答が間違っていても、途中までの考え方が正しければ部分点が与えられることがあると思っています。途中式をきちんと書くことで、部分点を得る可能性が高まり、全体の点数を引き上げることができます。また、問題が複雑で解答が出ない場合でも、途中式があることで、問題をどのようにアプローチしたかを示すことができ、採点者に良い印象を与えることができます。

 

具体的な方法例

 

途中式の書き方のルールを決めよう
一貫した途中式の書き方を身につけるために、自分なりのルールを決めておくと良いでしょう。例えば、「計算のステップごとに区切る」「条件や仮定を明記する」などのルールを作り、それに従って解く練習をします。

 

自己チェックリストを作成しよう
問題を解いた後に、途中式を確認するための自己チェックリストを作成し、「途中式に漏れがないか」「計算の順序が正しいか」などをチェックする習慣をつけましょう。これにより、途中式の書き方が一貫し、ミスが減少します。

 

演習と反復による定着

数学的思考力を強化するためには、演習と反復練習が不可欠です。

 

定期的にさまざまな形式の問題に取り組み、途中式を書く習慣を定着させることで、思考の流れが自然と整理され、正確な解答が導けるようになります。

 

定期的に過去問演習をしよう
過去問を解くことで、適性検査の出題傾向を把握し、問題に対するアプローチ方法を磨くことができます。特に、自分が苦手とする分野に重点を置いて繰り返し練習し、苦手意識を克服することが重要です。

 

問題の振り返りと再挑戦をしよう
解いた問題について、間違えた部分を振り返り、もう一度挑戦してみることで、理解の深さが増します。途中式を書きながら解答を見直すことで、どこで誤りが生じたのかを分析し、再発防止策を講じることができます。

 

同じ問題を異なる方法で解いてみよう
一つの問題に対して、異なるアプローチで解く練習をすることで、柔軟な思考力が養われます。もう少し計算を簡単にできないか?自分が解いた計算式をもう少し分かりやすくできないか?など常に頭を使うことで論理的思考が養われていきます。

 

このように、数学的思考力を向上させるためには、多様な問題に触れることと、途中式を書く習慣を身につけることが重要です。これらの取り組みを通じて、子どもは適性検査だけでなく、将来的な学びにおいても役立つ思考力を自然に身につけることができます。

 

 

理科・社会の知識を統合する力

 

公立中高一貫校の適性検査では、理科や社会の知識を単独で問うのではなく、それらを複合的に組み合わせて考える力が求められます。

 

これらを解くには、現実の問題を多角的に捉え、解決する力をが必要です。

 

以下に、理科・社会の知識を統合して考える力を強化するための具体的な方法例を説明します。

 

複数教科の関連性を意識する

 

理科と社会の知識を結びつけて考える力を養うには、日常生活や学習の中で教科を横断する視点を持つことが重要です。

 

これにより、複雑な問題にも対応できる柔軟な思考力が培われます。

 

教科を横断する学びをしよう
地理の知識と理科の知識を結びつけるような問題では、地形や気候が生態系や農業に与える影響を理解する必要があります。地理の授業で学んだことを理科の視点から捉え直し、その関連性を探ることで、より深い理解が得られます。例えば、日本の気候帯における農業の発展や、山地地形の成り立ちとその地質学的背景を結びつけて考えるといった学びが重要になります。
 
現実の問題に適用しよう
適性検査では、地球温暖化や自然災害の影響など、現実世界で直面している問題を題材に、理科と社会の知識を組み合わせて考える問題が出題されます。例えば、地球温暖化が地域の農業や住民の生活にどのような影響を与えるか?のような問題では、その背景にある科学的なメカニズム(温室効果ガスの増加や気温上昇の影響)を理解することが重要です。
 

具体的な方法例

 

ニュースや記事などを活用しよう
環境問題や社会問題に関するニュース記事を取り上げ、それを理科や社会の視点から分析する練習をします。これにより、教科横断的な思考が養われます。
 
地図とデータを連携させよう
地図上のデータ(気温、降水量、植生分布など)を理科の知識と結びつけ、地域ごとの特性を理解する練習を行います。これにより、地理的知識が科学的な文脈で活用されることを学びます。
 

実験や観察の記録を見直し、理論との関係を理解する

 
学校で行った実験や観察の記録を見直すことで、理科的な思考力を養い、得られたデータが理論とどう結びついているのかを理解する力を強化します。
 
実験結果を見直してみよう
学校で行った実験や観察の結果を見直し、その結果が理論的にどのように説明できるかを考える練習をします。例えば、光合成の実験を行った場合、得たデータを基に、光の強さや二酸化炭素の量が植物の酸素生成にどのように影響するかを分析し、教科書で学んだ理論と結びつけて理解します。
 
観察から思考力を養おう
例えば、植物の成長を観察した場合、その成長速度や形態の変化を記録し、土壌の質や環境条件との関連性を探ります。このように、観察データを基に理論を導き出す練習を行うことで、科学的な思考力が育まれます。また、観察結果をグラフや表にまとめることで、データの視覚的な分析能力も高まっていきます。
 
実験や観察を基に仮説を立てよう
実験や観察の結果に基づいて、新たな仮説を立てることも重要です。例えば、「日陰で育てた植物が日向で育てた植物よりも成長が遅いのはなぜか?」という疑問を投げかけ、どこに問題があるのか?など、その理由を考えることで、問題を解決する力が向上していきます。
 

具体的な方法例

 
実験や観察ノートを作成しよう
実験や観察の記録を管理するノートを作成し、その記録を定期的に振り返ることで、知識の定着と応用力の強化が図れます。ノートには、実験の目的、手順、結果、考察を記入し、その後に理論との関連性を記載するといいです。
 

理科と社会を統合するための応用練習

 

教科を統合して考える力を養うためには、練習の応用を積み重ねることが効果的です。

 

これにより、適性検査で求められる複雑な問題に対する対応力が向上します。

 
複合的なテーマで小論文を書いてみよう
理科と社会の知識を結びつけたテーマで小論文を書く練習をします。例えば、「日本の地震の多発地域とそれが経済活動に与える影響」というテーマを設定したとします。そうすると、地震のメカニズム(理科)とその社会的影響(社会)を統合して論じることができますので、このような教科を横断したテーマで簡単な小論文を書いてみましょう。
 
家族でディスカッションしてみよう
塾などでは複数の生徒がグループになり、理科と社会にまたがるテーマについて討論したりしていますが、家庭でできることとして、家族で討論してみましょう。これにより教科を横断する思考力を鍛えます。例えば、「原子力発電の利点とリスク」について話し合い、科学的視点と社会的視点の両方から議論を深めていくのがいいでしょう。
 
このように、理科と社会の知識を統合する力を養うためには、教科を横断する視点を持つことや、実験や観察の記録を理論と結びつけて再評価することが重要です。
 
これらの取り組みを通じて、子どもは適性検査だけでなく、現実世界の問題に対応できる幅広い思考力を自然に身につけることができます。
 
 

試験直前の過ごし方

 

試験直前は、新しい知識を詰め込むよりも、これまで学んできた内容を再確認し、復習することに重点を置くべきです。
 
これにより、心の余裕を持って試験に臨むことができ、これまでの努力を最大限に発揮することができます。
 

苦手分野の確認と復習

 

苦手分野の確認と復習は、試験直前に最も効果的な時間の使い方です。苦手分野を克服することで、全体の得点力が向上し、試験に対する自信が深まります。
 
苦手分野をリストアップしよう
まず、これまでの勉強を振り返り、特に理解が不十分だった分野や、繰り返し間違えてしまった問題をリストアップします。このリストは、自分の弱点を明確にし、集中的に取り組むべきポイントを特定するために役立ちます。
 
基礎の確認をしよう
苦手分野の復習では、まず基礎的な概念や定義の確認から始めましょう。基礎がしっかりしていなければ、応用問題にも対応できません。例えば、算数の公式や、理科の基本的な法則を再度確認し、その理解が確かなものかを確認します。
 
過去問で類題の演習をしよう
リストアップした苦手分野に関連する問題を集中的に解くことで、理解を深めます。特に、同じ形式の問題を繰り返し解くことで、問題の解き方が体に染み込み、試験当日にスムーズに対応できるようになります。
 
問題を解くプロセスを確認しよう
問題を解く際には、解答に至るまでのプロセスを意識しましょう。間違えがあった場合は、どこで理解が不足していたのか、どの部分でミスが発生しやすいのかを特定し、その解決方法を考えることで、同じミスを繰り返さないようになります。これにより、試験中に慌てずに対応する力が身につきます。
 

具体的な方法例

 

苦手ノートを作ろう
自分の苦手な問題や間違えた問題をまとめた「苦手ノート」を作成し、そこに復習のポイントや解き方のメモを書き込んでおくと、試験直前に効率よく見直すことができます。
 
時間を測りながら解いてみよう
苦手分野の問題を解く際に、時間を測りながら解くことで、時間配分の練習ができます。これにより、試験当日にプレッシャーを感じずに問題を解くことができるようになります。
 

過去問の再確認

 
過去問の再確認は、適性検査の出題傾向を把握し、実際の試験に近い環境で練習するため非常に有効です。
 
特に、過去に間違えた問題を見直すことで、弱点を補強し、試験当日に同じミスを繰り返さないようにすることが重要です。
 
出題傾向を分析しよう
過去問を解く際には、問題の出題傾向を分析しましょう。どのような形式の問題が頻出しているのか、どの教科がどの程度出題されているのかを把握することで、試験対策の優先順位を決めることができます。これにより、効率的に復習ができ、無駄な時間を省くことができます。
 
 
間違えた問題に再チャレンジしよう
過去問で間違えた問題を再度解いてみましょう。特に、初めて解いたときに誤解した部分や理解が曖昧だった部分を、再度丁寧に解き直すことで、確実に理解が深まります。また、間違えた問題の原因を考え、どのようにすればミスを防げるかを自分で分析することが重要です。
 
 
解き方の手順を確認しよう
過去問を解く際には、問題の解き方や手順も確認しておくことが重要です。特に、時間配分が重要な試験では、どの問題から解くべきか、どの程度の時間をかけるべきかを練習しておくと、試験当日に焦らずに取り組むことができます。時間が足りなくなることを防ぐために、自分のペースで解答する練習を重ねましょう。
 
 

具体的な方法例

 

過去問ノートを作ろう
過去問を解いた際の解答や、間違えた理由、再解答後の考察などを記録したノートを作成します。このノートを試験直前に見返すことで、苦手なポイントや出題傾向を素早く再確認することができます。

 

時間を測って過去問を解こう
試験本番を意識して、家庭で時間を測りながら過去問を解く練習を行います。実際の試験と同じ時間帯や環境で練習することにより、試験当日の流れをシミュレーションし、心の準備ができます。
 
 
このように、試験直前の「最後の確認と復習」は、苦手分野の強化と過去問の再確認を中心に行うことで、効率的に学習を進めることができます。これにより、試験当日に自信を持って問題に取り組むことができ、最大限の成果を発揮できるでしょう。
 
 
 

体調管理とリラックス法

 
試験直前は、心身のコンディションを整えることが、最高のパフォーマンスを発揮するため非常に重要です。
 
体調管理とリラックス法を適切に取り入れることで、緊張を和らげ、集中力を高めることができます。
 
 

規則正しい生活習慣を維持する

 
規則正しい生活は、体内リズムを整え、心身のバランスを保つための基本です。
 
特に試験直前の時期は、ストレスや不安が高まりやすいため、日常生活のリズムを崩さないようにすることが重要です。
 
 
毎日同じ時間に寝起きしよう
毎日同じ時間に寝起きすることで、体内時計が安定し、質の高い睡眠を確保することができます。特に、試験前日は、十分な睡眠を取ることが重要です。夜更かしを避け、早めに就寝して、試験当日にベストな状態で臨めるようにしましょう。また、起床後は朝日を浴びることで、体内時計をリセットし、1日のスタートをスムーズに切ることができます。
 
 
バランスの取れた食事を心掛けよう
食事は、エネルギーと栄養素を補給し、集中力を維持するために不可欠です。試験直前の食事は、特にバランスに気を配りましょう。炭水化物、たんぱく質、野菜などをバランスよく摂取することで、持続的なエネルギー供給が可能になります。また、試験前日や当日は、消化の良いものを選び、胃腸に負担をかけないようにすることが大切です。
 
 
水分補給を忘れずに行おう
十分な水分補給も、体調管理には欠かせません。水分不足は集中力の低下や疲労感を引き起こすため、こまめに水を飲むよう心がけましょう。
 
 

具体的な方法例

 

睡眠前のリラックスタイムを作ろう
就寝前にリラックスするための時間を作りましょう。例えば、温かいお風呂に入ったり、リラックスできる音楽を聴いたりすることで、心を落ち着かせて質の良い睡眠を促しましょう。
 
 
就寝前にはスマートフォンやPCをいじらないようにしよう
就寝前にスマートフォンやパソコンを使用すると、ブルーライトが体内時計を乱し、睡眠の質が低下すると言われています。最低でも寝る1時間前には、スマートフォンやパソコンの使用を控えるようにしましょう。
 
 

適度な運動でリフレッシュする

適度な運動は、体調を整えるだけでなく、心をリフレッシュさせ、緊張をほぐす効果があります。
 
試験直前の時期には、無理のない範囲で運動を取り入れることが、ストレス軽減に役立ちます。
 
 
軽い運動をしよう
軽めのウォーキングなどは、血行を促進し、体の緊張を和らげるのに効果的です。2~30分程度のウォーキングを日課にすることで、心と体のリフレッシュが図れます。また、外の新鮮な空気を吸い、自然に触れることで、リラックス効果も得られます。
 
 
ストレッチで体をほぐそう
試験前は座って勉強する時間がどうしても長くなりがちです。そのため、体が固まりやすく、筋肉の緊張がストレスを助長することもあります。軽いストレッチを行うことで、筋肉をほぐし、血流を改善します。特に、首や肩、腰のストレッチを重点的に行うと、リラックス効果が高まります。
 
 

具体的な方法例

 
短時間のエクササイズを取り入れてみよう
勉強の合間に、数分間の簡単なエクササイズを取り入れることで、集中力を維持しやすくなります。例えば、椅子に座ったままできるストレッチや、深呼吸を伴う簡単な動作などを取り入れると効果的です。
 
 
このように、試験直前の体調管理とリラックス法をしっかりと実践することで、心身のコンディションを整え、試験当日に最高のパフォーマンスを発揮する準備が整います。
 
自分に合った方法を取り入れ、心地よく、落ち着いた気持ちで試験に臨みましょう。
 

試験当日の心構え

 
試験当日は、これまでの努力を信じて、自分の力を最大限に発揮するための心構えが大切です。
 
ポジティブな自己暗示や早めの行動、そして冷静な問題解決が成功の鍵となります。
 
以下に、試験当日に役立つ具体的な心構えと対処法の例を説明します。
 
 

ポジティブな自己暗示で自信を高める

 

試験当日は、緊張や不安が高まりやすいですが、ポジティブな自己暗示を使うことで、集中力と自信を高めることができます。
 
 
 
自己肯定感を高めよう
試験当日の朝や会場に向かう途中で、「これまでしっかり準備してきたから大丈夫」「自分の力を信じよう」といった自己肯定的な言葉を繰り返し自分に言い聞かせることで、ポジティブな気持ちを維持できます。これにより、自然と自信が湧き上がり、試験に臨む姿勢が前向きになります。
 
 
成功体験を思い出そう
過去に成功した経験やうまくいった出来事を思い出し、それを試験当日の自信に繋げることも効果的です。例えば、過去問で良い結果を出したときのことや、難しい問題が解けた瞬間を思い出すことで、「自分ならできる」という感覚を取り戻すことができます。
 

具体的な方法例

 
成功をイメージしよう
試験で成功している自分の姿をイメージする視覚化の練習を行いましょう。自分が問題をスムーズに解き、満足感を得ている姿を想像することで、試験への不安を減らすことができます。
 
 

早めの行動で余裕を持つ

 試験当日は、余裕を持って行動することが、焦りや不安を軽減するために非常に重要です。
 
時間に余裕を持つことで、予期せぬトラブルにも冷静に対応でき、心の安定を保つことができます。
 
 
時間に余裕を持とう
試験当日は、通常よりも少し早めに起床し、準備に時間をかけることで、慌ただしさを避けることができます。試験会場には、遅くとも30分前には到着するように計画を立て、途中で予期せぬトラブル(交通渋滞や忘れ物など)があっても、焦らずに対応できるようにしておきましょう。
 
 
準備のチェックリストを活用しよう
試験当日に必要なものを前夜のうちに準備し、チェックリストを活用して忘れ物がないか確認しましょう。筆記用具、受験票、時計、水分などを確実に用意し、朝のバタバタを避けることで、気持ちに余裕を持つことができます。
 
 
会場でリラックスできるようにしよう
会場に早めに到着したら、試験開始までの時間を有効に使いましょう。深呼吸をしたり、軽くストレッチをしたりして、緊張をほぐす時間を持つことで、リラックスした状態で試験に臨むことができます。また、周りの受験生に影響されずに、自分のペースを保つことが大切です。
 
 

具体的な方法例

 
試験のシミュレーションをしておこう
試験日の数日前に、試験当日のスケジュールをシミュレーションしておくと、時間配分や移動手段の確認ができ、安心感が高まります。実際に試験会場まで行ってみることもいいでしょう。当日の移動がスムーズになると安心感も高まります。
 
 
会場で心を落ち着かせよう
早めに会場に到着したら、静かな場所で目を閉じて、深呼吸をして心を落ち着ける時間を持ちましょう。これにより、試験直前の集中力を高めることができます。
 
 

問題を冷静に解くための戦略

 
試験当日は、難しい問題に直面したときでも、冷静に対応することが重要です。
 
焦らずに問題を解くためには、適切な戦略を持って臨むことが求められます。
 
 
取り組みやすい問題から解こう
試験開始後は、まずは取り組みやすい問題から解き始めることがポイントです。得意な分野や比較的簡単な問題を先に解くことで、リズムを掴み、安心感を得ることができます。これにより、難しい問題に取り組む際にも、冷静さを保つことができます。
 
 
時間配分を意識しよう
各問題にかける時間をあらかじめ決めておき、時間配分を意識しながら解くことが重要です。例えば、1問に長時間かけすぎないように注意し、手応えのない問題に時間を取られすぎないようにします。時間が余った場合には、見直しに時間を使うことができます。
 
 
一度立ち止まって考えてみよう
 難しい問題に直面したときに焦るのではなく、一度深呼吸をして、冷静に考える時間を持ちましょう。問題文をもう一度読み直し、出題者の意図を考えることで、突破口が見つかることもあります。また、全体の流れを確認し、後回しにするか、再挑戦するかを決める冷静さも重要です。
 
 

具体的な方法例

 

時間管理の練習をしよう
普段の勉強や過去問演習の際から、時間を意識して解く練習を行い、時間内に効率よく問題を解く感覚を身につけておきましょう。これにより、試験本番で時間配分を失敗するリスクを減らせます。
 
 
問題用紙にチェックを入れよう
難しい問題や迷った問題には、問題用紙にチェックを入れておきましょう。これにより、後で見直すときにすぐに取り組めるようにしておきます。時間を効率的に使うことにもつながります。
 
 
このように、試験当日はポジティブな自己暗示や早めの行動、そして冷静な問題解決を心がけることで、ベストな状態で試験に臨むことができます。
 
適性検査は、総合的な思考力と表現力を問われる試験です。
 
しっかりと準備を整え、試験当日には自分の力を存分に発揮できるようにしましょう。
 
これまでの努力を信じて、落ち着いて試験に臨んでください。
 
 
次回の記事では、試験後の振り返りと今後の学びに繋げる方法についてお伝えしますので、引き続きお読みいただければ幸いです。
 
 

公立中高一貫校の適性検査を効率良く学習する方法があります。

以下の記事に詳しく書かれておりますので、ぜひをご覧になってください。

www.kobafumiblog.com

 

 
これらの過去問を使い出題傾向に慣れておきましょう。

 

 

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