身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ~底辺家庭の東大受験~ 

塾なし公立中高一貫校合格。2024年塾なし【東京大学】受験。低学歴・低所得家庭の挑戦

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お金を掛けずに学力の礎を築く【本日の親子】東大理科の点数向上戦略~2023/11/14~

     

※この記事には個人の見解が含まれております。

 

本記事の信頼性
通塾経験なし。
学校と家庭学習のみで公立中高一貫校に合格。
高校2年以降定期テスト理系1位継続、及び学年1位獲得。
高校3年1学期通知表評定学年1位。
英検対策なしで準1級取得。
2024年東大受験に塾なしで挑む!
そんな息子を育ててきた父親の体験談です。
 

皆さんおはようございます!!コバフミです。

 

本日も記事を読んでいただきありがとうございます。

 

私の家庭では息子が保育園の頃から、夕食は家族全員で食卓を囲み、今日一日の出来事を話しています。

 

何の参考にもならない会話があったら鼻で笑ってやってください。

 

「こんなバカらしい親子でも東大って目指せるんだ!」と皆さんに思ってもらえるような記事が書けたら……と思います。

 

 

それでは、コバフミ親子の会話をどうぞ。

 

 

夕食時の親子の会話~11/14~
 
 

よし!今回の東大実戦で浮き彫りになった理科の戦略が見えてきたぞ!

え!そうなの!

 

あぁ、見えてきたよ。昨夜の夢にも出てきたくらいだ。

夢にも出てきた?

 

そうだ。その夢は父さんが東大実戦を受けていてな……と、その話はまたにしよう。長くなるから……

父さんが東大実戦を受けていたって……ものすごく興味があるけど……まぁ、今度教えてよ。

 

で、何の話をするんだっけ?

東大理科の戦略でしょ!

 
 

おぉ、そうだった、そうだった。危うく夢の話を今度するよ!……で終わるところだった。

それじゃ、何にも意味ないでしょ……

 

 

まぁ、まぁ、冗談はさておき(本気で忘れかけてた)理科の戦略はだな……それは【化学】を先にやることだ。

化学を先にやることが戦略?

 

そうだ。では聞くが、なぜ物理を先にやるんだ?明確な理由があるのか?

うーん。そう言われると明確な理由はないけど……重いものを先にやって早く終わらせたいからかな?

 

まぁ、確かに気持ちは分かるが、明確な理由ではないな。

うーん。まぁ、そうだよね……

 

父さんが言う明確な理由とは、化学を先にやることで【理科】として確実な点が取れるからだ!

理科として確実な点が取れる?

 

そうだ。科目としては物理と化学に分かれているし、その性質も全く別のものだ。しかし、理科という150分の中では互いが互いの影響を受けている。

物理と化学が互いに影響を及ぼしているかぁ……

 

そう、では聞くが、物理の第1問、力学の設定が分からなかった。と言っていたよな?理科の150分が始まり、最初の問題が解けず出鼻をくじかれたわけだ。そしてその問題を飛ばして、次の問題、また次の問題と解いていったが、思うように点が取れなかった。そして、精神的にドンドン追い込まれていったんじゃないのか?

うーん。確かにそんな感じだったよ……

 

そう、そして、その悪いリズムは化学にまで影響を及ぼし、最後まで頭から離れなかった。東大実戦は理科の難易度が高いことで有名だから、点数はさほど悲観するものでもない。しかし、本番でも今回のようなことは起こりうる。それを考慮すると化学を先にやったほうが確実性が上がる。

うん。確かに言われてみれば化学の方が点を取りやすい感じがするよね。

  

そうだろ。化学は物理と違い問題の繋がりに影響されることがない。物理は最初の設定で読み解けなかったら、大問1つが全てダメになる可能性がある。これが非常に厄介なんだ。

確かに時間ばかり掛かって見返りのない問題ってあるよね。

 

そう、初っ端からそんな問題に出くわしてしまうと、気持ち的に「なんか嫌な感じだなぁ」と思ってしまい、その後の展開に不安を感じるだろう?

うん。ホントそうだったよ。これ、解ける問題あるんだろうな?って疑っちゃったもん。

 

逆に化学なら大問1つが全滅するようなこともなく、着実に点を積み重ねていける。自分に安心感を与えながら問題を進めていけるんだ。150分もの間、不安に感じながら問題を解くか、安心しながら解き進めるかで、結果は全く別のものになる。

うん。それはそうだよね。やっていてダメだと感じると負のスパイラルに陥るよね。

 

もっともっと力がついてくれば解ける問題も増えてくるだろう。しかし、本質は変わらない。時間の設定がある以上は、解けない問題をすばやく見抜いて無駄な時間を減らさなければならない。それが物理を先にやると無駄な時間が多くなって、化学に悪影響を与えてしまうんだ。

うーん。そっか、だから問題をやり直すと化学の点の方が高くなるんだ。

 

そう、それは物理で必要以上に時間を消費していることが原因だ。しかし、お前の性格上きっぱりと問題を捨てることができないだろ?でも、東大の試験でそれは致命的なんだよ。だからその性格を上手く生かすためにも、化学に時間を掛けて先にやることで、物理は捨て問の見極めを早くしなければいけなくなる。捨てる勇気を持つことこそが東大受験の鍵だ。この考えはお前の性格を加味した上で、理科という試験時間を上手く乗り切るための策なんだよ。

なるほど……根拠もあるし納得できる策だよね。試してみる価値はあるよね。

 

うん。どの科目でもそうだけど、突き抜けた力があるのなら特に考えなくても高得点を取るのだろう。しかし、そのような力がないなら、最大限自分の強みを発揮できるような策を考えた方がいい。

強みを発揮できるような策。それが化学を先にやることなんだね。

 

そうだ。理科の150分は化学を先にやり、点を積み重ねることで安心感を与えながら進んでいく。そして、その流れで物理に入り、設定の難解なものは捨て、拾えるものをしっかりと拾っていく。トータルで目標点を取ればいいんだ。

うん。分かったよ。何だか自分でもしっくりくる感じがするし、早く試してみたいね。

 

東大は様々な能力を要求してくる。英語も数学も国語も、そしてそれは理科だって同じだ。切り替えの早さは異なる科目への対応力とも言える。それならこちらも強みを活かせるように立ち向かえばいい。相手の要求が分かれば対応方法も分かる。大丈夫、数学の時と同じで今回も必ず上手くいくから。

 

今度の土曜は河合のプレがあるから、日曜日にでも実践してみるか?

うん。そうしよう!