そんな家庭に生まれた子どもが2024年東大受験に塾なしで挑みました。
結果は不合格となりましたが、宅浪で2025年の東大合格を目指します。
そんな親子の体験談です。
目標点へのこだわり
これは去年現役の時にしっかりとできていなかった部分で、浪人生となった今年は最も重要とするテーマの1つでもあります。
得点から自分の弱点を把握するのはもちろんのこと、自分の論述で得点を最大化できているのか?できていなかったら、一体どう書けば得点になるのか?を考えながら日々の勉強に活かさなければなりません。
模試はそれを試す場であり、確認する場でもあります。
単純に解けない問題は力不足と認識し、徹底的な問題の深堀りを行っていき、解ける問題で得点の最大化ができていなかった場合は、計算ミスなどのケアレスミスを除き、ほぼ記述の仕方が問題となっている。
来年の受験へ向けてキーワードとなるのは、”完成度”の高さだ。
それを手に入れるためにも日々の勉強は全て本試を想定したものでなければならない。
第1回東大本番レベル模試目標点
6月2日に受ける東大本番レベル模試に向けて、事前に目標点を定めました。
これは、本試の得点開示と現状の勉強進度を照らし合わせ決めました。
【国語】80点満点中40点 得点率50%
これは問題の質によって前後する可能性はあるものの、本番でも50~60%取りたいということで設定。
【数学】120点満点中70点 得点率58%
数学はまず3完を目指し、残りは部分点を取りに行くという設定。
数学は答えの過程が最も問われ、記述力を上げていくことが必須となる。
1問を完答するということは、論述における減点が全くないということ。
試験時間は2時間30分あるが時間は全然足りないくらい。
そのような状況で、まずは確実に3完できる力を付けたい。
例え完答できなかったとしても、どこかで点を取る必要があり、その部分点もしっかり得点に結び付けられるよう記述力を上げていく。
【英語】120点満点中80点 得点率66%
本試の英語は70点だったが、これも思っていたより悪かった。
その要因はリスニングによるもので、巷ではよくスピーカーの音が悪くて聞き取りづらいとか言われているが、それ以上に感情や起伏の無い無機質な音声がそもそも聞き取りにくい。
リスニングの練習などで聞く英語は綺麗なものが多いが、まるで東大は世界中で話されている英語は綺麗なものばかりじゃないと言ってる気がしてならない。
英語はまだまだ上げていけるので、目標80点。
【物理・化学】60点満点中35~40点 得点率60以上。
現役の時に時間を割くことができなかった理科の2つが一番伸びしろも大きいので、目標点は6割~7割を設定。
【合計】260点
多少の前後はあっても250点~260点を目標点に設定した。
3月17日以降の勉強がどのくらい自分の力となって現れるか?
来年を占う上でも非常に重要になる第1回東大本番レベル模試の結果は6/11~12辺りになるもよう。
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