そんな家庭に生まれた子どもが塾なしで公立中高一貫校に合格し、高校2年以降学年1位となりました。
通塾経験一切なしの自宅学習のみでやっています。
そんな親子の体験談です。
公立中高一貫校定期テスト
ここでは息子が通った公立中高一貫校の定期テスト成績を公開していきます。
まずは中学にあたる前期1年生からです。
成績考察1年
さっそく個人成績表を見ていきましょう。
学年順位欄の空白は意図的に消したわけではなく、始めから順位は表示されていませんでした。
学校側もまだこの時期では学年順位の公開はしないということですね。
しかし、その代わりに得点分布を示す棒グラフがありまして、そこでざっくりと、どのくらいの順位かは分かるようになっています。
その棒グラフはお見せできないので消しておきましたが、息子に関しては大体の順位を公開致します。
(順位は学年末の成績を基準にしています。)
国語
入学して初めての定期テストで公立中高一貫校の洗礼を受けたのが国語でした。
(これは個人としてではなく、学年全体としてという意味です)
平均点が55.2点という低さで、国語は1年を通して平均点が低かったです。
これが意味するところは、時間に対しての問題量(特に文章量)の多さで、ずば抜けて国語力の高い子でも85点が最高でした。
この辺りは先生の考え方による部分がとても大きく、この年代から要求される能力が大きければ大きいほど結果も比例して下がりますね。
肝心な息子の成績は学年末54点ということで、順位にすると約65位くらいでした。
1学年の人数は約120人でしたので、おおよそ真ん中付近でしょうか。
国語に関しては得意でも苦手でもなく、総じて”普通”という言葉しか出てこないのですが、1年を通して平均点付近を行ったり来たりしていますので、安定的に高得点を取れるような力は備わっていないですね。
社会
全体的な平均点もそこそこ高く、国語とは反対に難易度もそこまで高くはなかったのかな……と思います。
しかし、成績に若干のムラがあり、安定さに欠けていることから、確実な学力という点ではまだまだですね。
学年末が一番悪く、唯一平均点を下回った65点だったこともあり、順位は約90位でした。
数学
小学生での中学数学の先取りは一切していなかったので、どのような結果が出るのか半信半疑でしたが、授業と復習のみで難なく対応していましたね。
1学期の中間では簡単な計算問題が中心で、それほど問題量も多くなかったことから平均点も高いですが、学期が進むごとに少しずつ平均点も下がってきました。
この辺りは、先を見据え段々と問題量が増えてきたことで、テスト時間を圧迫し始めたことによるものです。
2学期末の点数が消えてしまって見えませんが、これは82点です。
学年末は94点ということで、順位は2位でした。
ちなみに1位は95点で1点差でしたね。
理科
その理由は、4つの分野を広く浅く学ぶ必要があることで、どうしても興味のないもの(生物や地学)が出てきてしまうからです。
まして息子の場合は、何かの名称を覚える暗記のようなものより、答えを導き出すようなものに楽しさを見出しているわけで、そのような観点からも中学の理科は小学校に近く、真新しさがないのでしょう。
はっきりと、”つまらない”と口にしていましたので、この辺りは後期になれば科目選択できるようにもなりますし、自分の興味を最優先にして、今は無理強いしないように努めます。
学年末は81点ということで、順位は約25位でした。
英語
帰国子女の子や小学校で「くもん」を習っていた子が多く、皆さん小さな頃から英語に慣れ親しんでいたという印象です。
息子は小学校の頃にECCジュニアへ通っていましたが、英会話教室に行っていた子はいませんでした。
学年末は86点ということで、順位は約20位でした。
5教科総合と全9教科総合
学年全体の上位5分の1には入れていますので十分ですね。
ちなみに1位は90~94点で、85~89点に3人ほどいました。
副教科も含めた全9教科総合は73.4点となり、約60位でしたので、ちょうど真ん中ですね。
ちなみに1位は90~94点を取った3人のうちの誰かです。
テスト時間の再現
副教科に関しては、自宅での勉強は一切していないので、学校の授業のみの成績です。
毎日の自主勉は数学と英語で、この2教科に関しては先取りもしています。
それ以外は授業の復習をしている程度で、特別な対策もしていません。
前期(中学)の間は部活をやったり、友達と遊んだりして充実した学校生活を送ることが最優先という考えです。
勉強に関しては小学校と全く同じで、基礎を疎かにせず、授業中にしっかりと自分の頭に落とし込むことを徹底していれば、授業の進度も普通についていけてますので何も言うことはありません。
また、1年生の定期テストでは、主要5教科のうち100点を取った子は一人もいませんでした。
テストの返却ですが、問題も解答用紙も授業中に生徒本人が確認するだけで、自宅に持って帰ることができないため、どのような問題が出題されたのか?問題量や難易度なども親や塾が確認することはできません。
それでは家で復習することもできないんじゃないか?と思いますよね。
間違えた問題は、なぜ間違えてしまったのか?
その原因が分からなければ正していくこともできないので、私からアドバイスすることもできないな……と困りました。
でも、よくよく考えたら間違えた問題を理解できるように私が教えることなんてできませんし、”間違えた問題だけを見て、その対処だけをすればいい”としたに違いありません。
しかし、それでは、その問題の理解はできても、本質的な理解はできないです。
そもそも、”なぜ間違えたのか?”は、イージーミスだったのか?難易度によるものなのか?時間によるものなのか?その要因は様々であり、イージーミスならばミスを防ぐ手立てを考えなければならず、難易度であるならその難易度が当たり前になるくらい基礎の徹底とレベルの高い問題に取り組むべきで、時間であるなら処理スピードを上げる訓練をしなければ解決しません。
このようにテストで間違えた問題をできるようにするのが復習ではなく、間違えた問題から原因を追究し、自分の足りていない力を磨いていくための復習にしなければ意味がないのです。
私はそこに気づきましたので、毎日の日課である親子の会話を通して現状把握に努めていきました。
話の中でテスト時間を再現し、学校や先生方が意図するものは何なのか?また、どういった勉強方法で求められる力を身につけていくのか?そのようなことを毎日話し合って息子の勉強スタイルを確立させていきました。
テスト時間の再現は、教室で息子がテストを受けている場面に連れていってくれ、問題量、文章量、計算量、そして試験時間のバランスを考えれば先生の癖や意図が見えてきます。
テストが行われた日には毎回必ずこの考察を行っていくと、学校や先生方が見ているものが見えてきました。
それは”大学受験”です。
中高一貫校の6年間を一つとし、大学受験へ向かっていく。
その第一段階はもう始まっているんだ……と、察知しました。
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