本記事の信頼性
通塾経験なし。
学校と家庭学習のみで公立中高一貫校に合格。
高校2年以降定期テスト理系1位継続、及び学年1位獲得。
高校3年1学期通知表評定学年1位。
英検対策なしで準1級取得。
共通テスト総合9割。
2024年東大受験に塾なしで挑みましたが、結果は不合格でした。
2025年東大受験に宅浪で挑みます!
皆さんは成功体験という言葉を聞いてどう思いますか?
例えば何か大きな大会で優勝したり、新聞記事に載るような偉業を達成したり、そのようなことを思い浮かべますでしょうか?
私は子育てに於いて、息子に様々な成功体験を積ませてきましたが、そのような”大げさ”なものはありませんでした。
とても簡単で、誰にでもできるものこそ、成功体験と捉え積み重ねてきました。
しかし、その裏には本人の努力があったのも事実です。
失敗したり、挫折しそうになったりする日もありますが、挑戦の結果はどうなろうとも、それも含めて成功体験です。
ここでは私が息子とやってきた成功体験やその考え方(思考)について書いていきます。
小さな努力が大きな成功につながる理由
先ほども言いましたが、大きな目標を達成することだけが成功体験ではありません。
ほんの小さなことや些細なことでも”出来た”と思えたり、困難を乗り越えたりした時は全て成功体験と言えます。
これは息子が3歳の頃の話です。
息子が3歳の頃、ある日仕事から帰ってくると、私の膝の上に座って一緒に音楽を聴いていました。
スピーカーから流れる歌は全て英語かイタリア語で、そのとき、パソコンの画面に映る英語や数字に興味を持ち、自由帳に見よう見まねでアルファベットと数字を書き始めました。
鉛筆の握り方を知らない息子は、手のひらで鉛筆を握り、右手の小指辺りを真っ黒にしながら書いていました。
字の大きさもまばらで、バランスも悪く当たり前に下手でした。
それでも夢中になって字を書いている姿を見て、もっと字が上手になるよう、鉛筆サポーターを使い鉛筆の持ち方のトレーニングとアルファベットの書き順を教えていくと、少しずつ年齢の割に上手な字が書けるようになっていきました。
しかし、そのような状態になるまでに、自由帳30冊以上は字を書いていたでしょう。
それは音楽を聴いている時間だけでなく、保育園にいる時も、そして家に帰ってきてからも暇さえあれば書いていました。
私はその姿を見る度に、”何かが出来る(上手くなる)ようになるには、練習しかないのだと強く感じ、まさしく日々の積み重ねこそが成功に繋がるんだ!と実感しました。
継続力を育むコツとは?
息子が数字やアルファベットの文字が好きだった。というのも当然ありますが、私は息子の継続力を高めるために声掛けと一緒に成長の記録を確認していきました。
具体的には、「そんなにたくさんの数字やアルファベットが書けるなんてすごいね」、「字をたくさん書いているから少しずつ上手になってきたね」など、たくさん書いていることを強調しました。
ここには、”たくさん書いて頑張っている”という意味と”たくさん書くと上手くなる”という意味を含んでいます。
成長の記録は、1か月前や2か月前、1年前や2年前などの段階的に書いたものと現在のものを見比べて、どこがどう変わってきたのかを赤ペンなどを用いて、具体的に指摘しました。
こうすることで実際に自分の目で見て確認できるので、モチベーション維持にも繋がります。
成功体験を積み上げる簡単な方法
ほんの小さなことでも成功を積み重ねていくことで自信がついてきます。
例えば、初めて逆上がりができた瞬間
初めて自転車に乗れるようになった瞬間
漢字を10個覚えた日の喜び
一日5分の英語の音読を続けた結果
毎日の勉強の成果がテストの点となって現れた時
これらも継続して行うことで身に付いていきます。
このように、一見すると大したことがないように思える小さな行動も、継続することで大きな成果へと繋がり、小さな成果は次の行動を起こす原動力になります。
つまり、一つの小さな成功体験が次の成功への意欲を生み、やがて大きな力となっていくのです。
息子も小さな頃から何かしら継続してきました。
文字を書くことから英語の学習に繋がり、小学校に上がると走る練習が陸上の記録会や運動会に繋がり、その後の部活動にも影響を及ぼしました。
小学生の頃から自学をしてきた勉強も、成功体験の積み重ねによって、高校以降でより大きな成果を上げるようになりました。
成功した人を見ると、まるで特別な才能や運だけで成し遂げたように思えることがありますが、成功の裏には必ずと言っていいほど、長い間続けられた地道な努力があります。
その事実を忘れず、成功に至る過程を大切にすることが、次のステップへの原動力となります。
成功の輝きの裏に隠れた努力
成功とは、一瞬の結果ではなく、多くの場合、長期間にわたる努力の結晶です。
一流のアスリートも、結果を出すまでに膨大な時間を費やしており、これらの努力は、他人からは見えにくいものですが、その積み重ねが成功を支えています。
「才能があるから成功した」という思い込みは、努力の価値を軽視してしまう原因になります。
才能がなくても、努力を続けることで目標を達成することは十分可能です。むしろ、成功を持続させるには、才能以上に努力が必要です。
「私は才能がないから無理だ」と決めつけてしまうと、努力する前に諦めてしまいます。しかし、できないことに挑戦し続ける中で、可能性が開けてくることも多いです。
成功は、目に見えない努力の積み重ねでできています。それを忘れず、自分自身や他者の努力を認めることで、さらに大きな成果を生み出すことができます。努力は成功の基盤であり、決して無駄にはなりません。
私は「努力が成功を支える柱である」という意識を持ち、どのような行動をすることが息子の未来の力へと結びつくのか?このことを常に考えてきました。
未来の姿を想像して、そこから現在やるべきことを逆算し、運動も勉強も毎日ひたすら継続してきました。
成功は小さな努力の積み重ねの先にあります。
あなたやお子さんの努力は必ず未来の力になります。
今日からぜひ、小さな挑戦を積み重ねてみませんか?その一歩が、大きな未来へと繋がります。
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