小学5年生で英検3級まで取得しましたが、次の級を受験することなく小学校は卒業となりました。
小学1年生から通い出したECCジュニアは小学校卒業と同時に辞め、中高一貫校の学校生活が始まります。
この学校は英語教育に力を入れていることもあって、そこに魅力を感じている家庭も多いです。
そのような背景もあって、合格した子達の中には帰国子女がいたり、幼い頃から公文を習っている子がいたりと、そもそも入学した時点で英語を使える子が多いです。
それは定期テストの成績にも表れ、テストの時間と問題量の割には、他の教科と比べて英語の平均点が高いんです。
ネイティブの先生もいますし、その先生の授業は全て英語で行われています。
"Stand up please. Hello, everyone. How are you?"
(みなさん立ってください。こんにちは、調子はどうですか?)
休み時間には友達と英語で話をしたり、英語のしりとりで遊んだりしています。
Tolerate
(許容する、容認する)
Exaggerated
(誇張された)
このような環境を私の家で作ることはできないので、学校生活の中で生きた英語に触れられるのは、とてもありがたいことです。
やはり英語は対人として、日常的に使うシチュエーションが大事ですね。
学校では入学後から英語のスピーチコンテストなどもあって、確実に英語力は上がっていましたが、中学時代は部活に専念していたこともあって、英検は受けていませんでした。
(はっきり言って忘れてました……)
そうこうしていると、何やら謎の病気が発生し、世界中が変わってしまいます。
そうです。
新型コロナの影響で今までの日常が一変し、それどころではなくなってしまったんですよね。
コロナ渦から3年が経過して、息子が5年生(高2)になった時のことです。
学校の休み時間に友達と話をしていると、英検の話題になったんです……
ねぇねぇ、みんな英検って何級まで持ってるの?
と、誰かが言い出したんですよね。
あ、僕は2級だよ!
私は準1級ね!
僕も準1級合格!
みんなが次々と取得した級を言っていくと
それはそうと、お前は何級だ?
と息子が聞かれました。
僕? 3級だけど
は?3級?
何でお前が3級なんだ?
意外だなぁ……
何でって言われても……
小5の時に受けて、それっきりだからなぁ……
え!?
小5で3級取ってたの?
(低すぎて)
息子の成績からすれば2級か準1級を持ってると、みんなが思っていたんですよね。
なので、意外だったんでしょう。
そして、小5で3級取ったけど、それ以降は受けていないと言うと、小5で3級取得した子があまりいなかったらしく、それも驚かれたみたいです。
ということで
何!そこまで言うのなら、受けてやったっていいんだぞ!
父さん、そこまで言うならって、みんな何も言ってないよ
と、なぜだか本人ではなく私が熱くなりまして
あのさ、別に受けていないだけで、そんなものはいつだって取れるんだよ
(完全に忘れてました)
父さん、さっきから父さんが受けるみたいに言ってるけど、受けるの僕だよね?
と、なぜだか本人ではなく私が言い出しました。
それはそうと、今のお前は一体何級の力があるんだ!
と、すぐさまインターネットの英検サイトにある過去問を当然息子にやらせてみましたよ。
2級と準1級の過去問(リーディングのみ)を各1回ずつやってみて答え合わせをすると、2級が90%、準1級が70%の正答率でした。
それはそうと、英検って何割取れば合格なんだ?
(全く分かっていない)
と、あまりにもよく分からなかったので私は調べましたよ。
そうしたら、2級が約80%で準1級が約70%とのこと。
どちらも約とのことなので、ハッキリとした%は分からない……
まぁ、参考程度に考えても
うん。準1級ギリ……
それじゃ、2級な
ということで、6年の沈黙を破り(3級の時と年度を見比べてもらえば分かります)
英検2級を受けました!(息子が)
6年ぶりの英検でしたが、問題なかったですね。
しかし、私の燃え滾る炎はこの程度では静まる気配すらないのです。
これでやつらも黙るだろうが、目に見える形で分からせないとな……
6年生(高3)になる前に準1級いったっていいんだぞ!
父さん、いったっていいんだぞ!って……
受けるの僕だよね?
ということで、有無を言わさず準1級まで受験することになりました。(息子が)
そら見たことか……これでハッキリしただろう!
父さん、もういいでしょ……
みんなには準1級取ったって言っておくからさ
そうだな。英検でいえば現状の力は準1級だ。1級の力はない。これからも勉強を続けていき、大学以降で1級を受けようと思えば受ければいいし、思わなければ受けなくていい。自分の好きにすればいいさ
それから学校で……
みんな~英検準1級取ったよ~
お!やったな~
一緒だね!
そりゃ、そうだよね……
激しく燃えた炎は準1級の取得と共に消え去った。
(全くもって私は何もしていない)
父さん、熱くなりすぎだって